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実家の片付け=エゴ
ものすごく共感できる記事を読みました。
家族は物を貯め込んでしまう親の荷物を片付けたい。親は片付けられたくない。そんなギャップを感じることはたくさんあります。まだ実家住まいの親がいる家の片付け依頼をいただくと、家族同士で喧嘩をしていることがよくあります。
ご高齢の方から私に直接依頼が来ることはまずありません。高齢者の住まいの片づけ相談は、子ども世代からの間接的な依頼がほとんどです。
そして、こういった片づけは「お金を出してプロを頼ってでも、片づけを大きく進めたい子ども」と「暮らしに不用意に介入され、不信感いっぱいの親」の間に絶望的なギャップがあるケースが多く、非常に慎重な対応を求められます。
自分自身(親)が片付けなくてはいけないという思考になっていかないとこのギャップは埋まらないんだろうなと思います。
私が行っている生前整理の心構えにも非常に通じることがあり、遺品整理の大変さを理解してもらうことが必要かなと思います。
心の部分のステップを省くとトラブルになります。
●監督役=決める
・今日片づける場所とモノ
・捨てられないモノ(衣類/布団/書類/雑貨)をどこにまとめていくか
・親と一緒に片づけるか、自分は別の場所の片づけに専念するか
・今日の作業をどこまでで終わらせるか
●サポート役=動く
・収納の中からモノを出して、親が判断しやすくする
・親が判断したモノを使いやすく収納に戻す
・今ほとんど使っていない部屋、収納の中身を出す
・上記の工程でバラバラに収納されているモノを同じ種類で固めていく
今後は認知症の方の相談が増えてくるのではないかと思っていますが、成年後見人制度を利用するなど、最終的なゴールをどこにするのかというのは家族がきちんと理解をしていかないといけないですね。
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