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【DTM】誰でも簡単かつ安全に音圧を稼ぐ方法【虎の巻】

【Roadroller Sound Studio】(@RBYYYYYYYYYYYYY)です。

自分の作った曲が市販の曲に比べて音が小さい。
DTM初心者の方が一番最初に気になるポイントかと思われます。

今回、安全に、という表現を敢えてしましたが、DTM初心者の方にありがちな音圧の稼ぎ方がこちら。

・ただただボリュームを上げる
・音楽ソフトに備え付けのノーマライズ機能を使用する

上記2点が該当するかと思われます。

前者の問題点はボリュームを上げるにも限界があること。
そして、単純にピークを超えて音割れの可能性が発生するということです。

後者の場合は音割れすることは絶対にありませんが、そもそもノーマライズというのは音を均一に大きくする機能です。
つまり、サビ部分などで大きな音が存在している場合、他のパートの小さな音をそれ以上大きくすることは出来ません(ほんの少しでも大きな音が入っていると、ノーマライズしても音量が全然変わらないという現象が発生することも)

そこで今回ご紹介させて頂く方法は歌楽曲、BGMはもちろんのこと、特にSE(効果音)を作る際にとても有効な音圧の稼ぎ方となっております(めちゃくちゃデカい音を鳴らすパチスロ会社で培った技術です)

目指すべき波形データはトップ画像のような「海苔波形」(※ まるで海苔を貼り付けたかのように、隙間無く埋め尽くされている波形のこと)

海苔波形は楽曲の "抑揚" が損なわれてしまうため、音楽家の間では賛否両論となっておりますが、昨今の音楽CDでは音量が低いと作品自体の評価が低かったり、耳の肥えたリスナーには聴いてもらえないというのが現状です(※ 昔の曲が音楽プレイヤーから流れるたびに毎回ボリュームを上げるのが面倒臭いというご経験ありませんか?)

そういった不自然さを感じさせずに綺麗な海苔波形を作るのがプロのエンジニアの方々です。

とても綺麗な海苔波形を作るには高度な技術力が必要ですが、本日はとあるプラグインエフェクトを2つ使用するだけで、誰でも簡単かつ安全に「お手軽海苔波形」を作れる方法をご紹介させて頂きます。


(※ 使用する音楽ソフトは【Cubase】と、それに付随するプラグインエフェクトとなりますので、他のソフトを使用されている方はその中のプラグインエフェクト等に置き換えて頂ければと思います)

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