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「さん付け」と「くん付け」と呼び捨て ~高校サッカー編 #50~

こんにちは。
RB(あーるびー)です。

高校サッカー編 第50回です。

我が息子(高2)、怪我によりチーム離脱中です。息子のプレーに関するネタがないので、今回はチーム内での先輩に対する呼び方の話。


息子が高校1年だった昨年度。
息子が先輩を呼ぶ際の敬称の有無は以下の通り。

高3の先輩 → 全員「さん」付け
高2の先輩 → 呼び捨て or 「さん」付け (相手による)

高3の先輩は、全員「さん」付け。有難いことに1年時からAチームで3年生と一緒に試合に出していただいていましたが、2つ上となる3年生は試合中も全員「さん」付けで呼んでいました。

普段からよく面倒を見てもらっていた高3の先輩たちでしたが、息子曰く、「いくら仲良くしてもらっているといっても、さすがに呼び捨てはできない」とのこと。

分かる。
高1から見た高3ってかなり大人に見えますし、2つ上の先輩って、普段からフランクに話ができるくらいに仲良くしてもらっていたとしても、何だかんだで心理的な距離感が結構あるんですよね~。いくら仲が良くてもここから先には踏み込んではいけないみたいな境界線。私が高校生の時もそうでした。


一方で、普段から一緒にいることが多く仲の良い高2の先輩は、普段も試合中も呼び捨て。(でも、練習や試合であまり絡みがない高2の先輩は「さん」付け)

個別LINEでやり取りする際も、例えば1つ上の先輩から「明日の試合、絶対勝つぞ!」といったLINEが来た時も、息子の返信は「おけ」(OKという意味)の一言のみみたいな…。お前、先輩に対して「おけ」はないだろうよ~。オヤジの感覚からするとちょっとあり得ない返信の仕方…(^_^;


高校入学が決まり、中学卒業後の春休みから高校の練習や試合に参加させていただいていましたが、1つ上の先輩から早々に、「敬語使われるの気持ち悪いから、敬語使わなくていいよ」と言われたそうです。そんな経緯もあり、入学前から既に呼び捨て。いつも仲良く面倒を見てもらっているようで本当に感謝。


今年度から息子も無事に進級して高2になり、チームには1つ下の後輩も入ってきました。昨年度の息子の時と同様、4月の新年度が始まる前の2月頃から、入学予定の新1年生の何人かが既にAチームに帯同して練習試合にも出場。

息子に、「お前は先輩のこと呼び捨てだけど、新1年生はお前らの代のことは何て呼んでるの?「さん付け」なの?」と聞いてみたところ、「くん付け」で呼ばれているとのこと。「くん」付って、ジャニーズやJユース育ちの選手が使っているイメージしかなくて、オジさんにはちょっと新鮮。


元々、チームの雰囲気自体が先輩後輩の上下関係が厳しくないチームで、そこがこのチームの良さであり、息子もこの高校を選択した1つの理由。

私「お前らが1コ上の先輩から言ってもらったように、先輩から「敬語じゃなくていいよ」って言ってあげないと、後輩からはいきなり呼び捨てはできないでしょ。」

息子「う~ん」

今後の推移を見守りたいと思います。



サッカー強豪校などは、先輩後輩のこんな緩い上下関係なんてあり得ないんでしょうかね?ちょっと興味あります。息子の小・中学の時のチームメイトの何人かが超強豪校に進みましたので、この辺の話もいつか聞いてみたいものです。



このチーム、本当に後輩の面倒見が良い先輩が多いんですよね。

私が高校生だった時なんて、高1のペイペイが、高3の先輩と一緒に練習後に駅まで一緒に帰るとかあり得なかったですよ…

去年の3年生(現大学1年生)の1人なんて、卒業前に「お前ら1年と一緒にサッカーができて本当に良かった」と言って、練習終わりに息子を含めた1年生数人を連れて焼肉に連れていってくれたんですよ。しかも、食事代も出していただいて…。先輩がご飯代出してくれるのって、社会人になってからはありますけど、高校生ですよ?その話を息子から聞いて、一緒に連れていってもらった1年生の親同士で相談して、各自からその先輩にお返しの品をお贈りました。その先輩には本当に感謝、感謝です。




先日、学校行事である修学旅行として、1週間の九州旅行を楽しんできた息子。現地で地域クーポン券が配られたらしく、それを使ってたんまりとお土産を買ってきてくれました。この中からいくつか、去年焼肉に連れていってもらった先輩(今もLINEで繋がっている)にもお土産を渡すつもりとのことです。このような「人との繋がり」は一生モノの財産として大切にして欲しいと思います。

息子からの九州修学旅行のお土産


そろそろ、高校年代の2大イベントの1つであるインターハイ予選が近付いてきました。去年も、インターハイ予選前のこの時期はケガをしていて、何とか予選直前に復帰して間に合ったのですが、今年は間に合うのかどうか…腰の痛みって、下手をすると長期化することも多いようなのでちょっと怖いです。


無理は禁物ですが、復帰を目指して何をするべきかを確り自分で考えて、やれることを最大限取り組んで欲しいと思います。

読んでいただきありがとうございました。



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