ネジの錆び(サビ)にはコレ
皆さんは錆びたボルトをどうしていますか？
基本は新品に交換するのがベストだけど、自転車のネジって特殊なものもあって簡単に手に入らなかったりしますよね。
注意点もありますが、良さげな製品を見つけたので試してみました。
そのインプレッションを書いていきます。
◎あなたのヒーローに♪◎
というショートソングが特徴的なメーカー、株式会社エンジニア。
なめてしまったボルトを回すのに便利な工具『ネジザウルス』シリーズで有名ですね↓
どんな状況でも100%これで解決とはいきませんが、かなりの高確率で解決できます。
リアルバイシクルネットを運営しているメンバーのうち、メカニックはみんな自分の工具箱に入っているというほど、信頼性の高い工具です。
そんなエンジニアから何やらスゴそうなのが出ています↓
ネジを外す工具ではなく、サビを落とすケミカル類です。
◎実際に使ってみた◎
ステムを新品に交換して1ヵ月。
メンテナンスを怠り、雨に濡れない保管場所だからと管理も怠った結果、ボルトの頭が錆びてしまいました。
自転車の安いネジってすぐ錆びちゃうんですよね。
少々高くつきますがチタンボルトの導入を考えさせられます。
錆びたネジ類は本来なら新品に交換が鉄則だとわかっていますが、まだ買って1ヵ月なので、ダメもとで試してみることにしました。
何でも注意書きや説明書は必ずよく読んでおくというのが大切です。
ふむふむ、変色してしまうものもあるようですが、今回はダメ元の実験なのでそのまま進めます。
ステムからボルトやワッシャーを全て外しました。
こうしてみると、頭はけっこう錆びてしまっていますね。
ネジザウルスリキッドを噴射してみました。
泡タイプなので、こんな感じでモコモコしています。
時間が経つと白色から紫色に変わります。
すでにキレイになっている部分も見えますが、ニオイが少々キツいです。
美容室で使われるパーマ液のようなニオイと言えば通じるでしょうか？
酸やアルカリを含まない中性なので、ある程度の安全性は確保されているようですが、このニオイは強烈なので密室での使用は避けるべきですね。
泡が落ち着いたら水洗いします。
しっかり洗って完了です。
ネジザウルスリキッドを浴びせて数分放置、そして水洗いしただけで、ハンドルバークランプ側のボルトは新品並みにピカピカになりました。
コラムクランプ側はもともとメッキ処理されていたからか、それが剥がれて変色してしまいました。
錆び具合や対象物の表面処理方法等によって、ネジザウルスリキッドを浴びせる時間は変えないといけませんね。
◎メリットとデメリット等◎
ネジザウルスリキッド噴射
↓
数十秒～数分放置
↓
水洗いまたは中性洗剤での洗浄
このようにお手軽にサビを落とせるというのは大きなメリットです。
もちろん、サビの状態によっては、上記の工程を何度か繰り返す必要があります。
ただし、それでも全てのサビを完璧に落とせるわけではありません。
だいたいのものはキレイにサビが落ちますが、ネジザウルスリキッドに触れさせる時間は見極めが必要であり、そのためにはある程度の経験も必要です。
中性なので人体への害はあまり無いと思われますが、ニオイは本当に強烈なので気を付けましょう。
できればマスクとゴム手袋と保護メガネは装着しておいた方がいいと思います。
◎あとがき等◎
錆びさせないのが一番なんですけどね。
by シルバー
↓最終更新年月日↓
☆※20240220※☆
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