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スプラトゥーン短歌「笑える系3首」

最近、スプラトゥーン短歌(自称:広場短歌)を連日のように投稿しています。

僕は広場絵アーティストの皆さんのように、精緻な絵柄や惹き込まれる情景、微笑ましい瞬間などを絵にすることが出来ないので、三十一文字でイカに見てくれる人にインパクトを与えられるかを日々研究…という程でもないですが、意識はしています。

僕は生来のマイペース人間で、その日の気分で詠みたいことも変わってきます。
仕事の昼休みに、帰宅の自動車運転中に、はたまた入浴中に…と閃いた時に一気に作り上げます。

今回はその広場短歌の中でも笑える系の短歌をご紹介します。


作品①:クラッシュブラスター

前衛的な野心作です。
特にクラッシュブラスターは連射が利くので、「パンパン」と特徴的な音が響きます。あれはもうクラッシュブラスターじゃなくて「パンパン」って名前にすりゃいいんじゃないの?と皮肉を言っている目の前で、その「パンパン」が「パンパン」と言わせてやってきたよ…という短歌です。

擬音というのはわかりやすく、印象に残りやすいので、お子さんにも通じやすいかなあ?と思っています。
「パパンがパンパン」という表現はリズム感を出したいという狙いです。三十一文字の短歌も、頭の中で再現しやすい、声に出しやすい、というのも重要な要素ですよね。


作品②:ショクワンダー

ショクワンダーって、基本的にカッコいいんですよ。どこからともなく現れて、どこへともなく去っていく。一種のヒーローものの主人公的な。
そういう感じで、疾風とともに参上したショクワンダーなんですが、扱いに慣れていないと敵陣を荒らす時間もなく制限時間が来て、元いたところに戻される…という悲哀を詠んでみました。
現れ方がカッコいいだけに、「何もしないんかい!!」と周囲に突っ込まれているのも面白いなあ、と。


作品③:キューインキ

これは生活感ある短歌ですよね。
僕は母親のことをオカンとは呼ばないのですが、下世話でたくましい母親像を「オカン」という表現でまとめてみました。
僕の中の母親像は、ありとあらゆるモノを家事に結びつける印象があって、自宅でキューインキの練習をしていた子どもを見つけて「ちょっとそれ貸してよ!」といきなり現れ、「あら、これ便利ね~掃除に使えそうじゃない?」と、やけに手慣れた感じでキューインキで掃除を始める姿を想像しました。
あっけにとられる子どもの顔も浮かんだりして、ヒラメが丘団地の日常が垣間見えるなあ、という感じでした。


Twitterの投稿にも沢山のイイネやリツイートをいただいて、本当に感謝しています。
今後もクスッと笑える系の短歌も詠んで行きたいなーと考えています!


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