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不動産業界からM&A業界へ。32歳、未経験スタートの新たなチャレンジ。

脇野さん
福岡県出身。福岡大学卒業後、東証プライム上場の中古住宅再生事業を行う会社に新卒で入社。仕入れ業務と提携先との関係構築に注力し、販売件数で従業員600名中上位5%にランクイン。2020年より販売店舗の店長としてマネジメントも務める。


Right Brothersが転職の支援をさせていただいた方に、これまでのご経歴や転職活動を振り返って印象に残ったエピソードなどを伺う連載企画『Bridge』。今回は株式会社M&A DXに転職を決められた脇野さんにお話を伺いました。



多忙だった小学校時代


ー 小さい時のことを教えてください。
 
外でよく近所のお兄さんに遊んでもらっていました。そのお兄さんが野球のクラブチームに入ってしまい、遊んでもらえなくなってしまったので、自分も後を追いかけるように小学2年生の時に野球のクラブチームに入ることにしました。入ったら一緒に遊べるという軽い気持ちで入ったのですが、低学年と高学年ではチームが別々だったので、そもそも一緒にプレーすることはできませんでした(笑)
 
 
ー 小学生時代が一番忙しかったとお聞きしたのですが。
 
他の野球チームは平日1日と土日の活動のところなどが多かったのですが、自分が所属していたクラブチームは休みが月曜日の週1日しかなかったので、小学生の時が一番忙しく過ごしていたと思います。放課後は遊ぶ時間を確保できないので、平日の登校前に早朝から釣りに行って遊んだりと、隙間時間をうまく使って遊んでいました。
中学生になってからも部活の忙しさはそれなりにありましたが、小学生の時に培った感覚があったのであまり苦労はしませんでした。個人としては試合に出られたり出られなかったりでしたが、最終的に県大会準優勝までいくことができました。
 
ー 高校生ではどのようなことを?
 
アルバイトなど、今までできなかった経験をしたいと思い、自由に時間割を組める総合学科の高校を選びました。入学後は自由に時間割が組めたのはよかったのですが、自由度が大きい分、途中で受験に切り替えた場合などの進路変更がとても難しかったです。実際に私も途中から大学進学へ進路を変えたのですが、勉強の遅れていたところを取り戻すのがとても大変でした。結果的にはAO入試で合格した福岡大学に進学を決めました。
 
 
ー 入学後のお話しを聞かせてください。
 
大学ではアルバイト三昧の生活でした。飲食店やキャンプの宿直バイト、土木作業など他にも様々なアルバイトをしていました。この時の「自分の頑張り次第で稼げる」という経験は、仕事に対する価値観を形成する大きなきっかけになりました。その後の就職活動では、大きな役割を任せてもらえたり、自分の頑張りがわかりやすく成果に反映される「営業職」に絞って活動を始めました。
色んな会社を見る中で、中古住宅再生事業を行う会社に興味を持ち、選考を受けていました。その会社では仕入れた中古の不動産を自社でリフォームし販売まで行うのですが、一般的な営業のような決められた商材を売るのではなく、「商品を自分で作れる」という点に面白みを感じ、入社を決めました。
 

まずは自分でやってみる


ー 入社後は大きな成果を残されていたようですが、どのような取り組みをされていたのでしょうか。
 
具体的には仕入れに力を入れていました。営業として「仕入れ、リフォーム、販売」の流れをまずは自分でやってみるところから始めるのですが、一人で仕入れから携わった物件と先輩からもらった在庫物件では売れるまでのスピードに差があり、自分で仕入れた物件が売れるまでに結構時間がかかったんです。先輩にアドバイスを求めると、「仕入れがちゃんと想定通りにできれば、販売に苦労しない」と言われたんです。実際に体感したからこそ先輩の言葉のとおり、仕入れの重要性に気付くことができました。その後仕入れに注力した結果、販売数で600名中上位5%に入ることができたのだと思います。
 
 
ー まずは自分で考え、経験してみるという点がよかったのでしょうか。
 
教えるだけではなく自分で考えさせてくれる点がありがたかったです。入社後すぐの配属先が全国でMVPを獲得するような優秀な方が多くいた店舗で、営業として大切なことを吸収できる機会が多かったと感じています。
その他にも自分達で売り買いするのには時間がかかると考えていたため、仲介業者などへの働きかけにも力を入れてました。利益は減ってしまいますが、周囲の手を借りれば自分達の商品を複利のような形で広げることができましたし、おのずと成果へも繋がっていきました。
人に頼ったり、社外者との関係性を保ち続けるという点は今後の仕事においても生かしていけるのではないかと考えています。
 

ー 店長もご経験されていますが、苦労された点などはありましたか?
 
新型コロナウイルスの影響で、通常の営業活動ができなかったのが大変でした。賃貸であれば物件を見ずに契約に至るケースはありますが、売買となるとそうもいかず、とても苦労しました。加えて新型コロナウイルスが流行し始めたすぐ後に店長職に就いたのですが、マネジメントでも大きく苦労しました。
新卒が多い会社なので、みんなが同じ方向に向かっているのが当たり前だと感じていましたが、実際はそうではありませんでした。特に私が新卒で配属になった店舗はその色が強かったというのが理由なのですが、そのギャップに中々順応できなかったんです。店長になったことで、色んな立場の方と話す機会も増え、自分の考えを前提とすると上手くいかないというのを学ぶ良い機会になりました。それ以降、自分の軸と他人の軸を分けて考えられるようになったことが大きな収穫でした。

 覚悟が決まった面接


ー 初めての転職活動を振り返ってみていかがでしたか?
 
同じ業界に長くいるため、次のステップとして新しい業界で別のことを学びたいという想いがありました。併せて、漠然とはしていますが将来的には独立ができるぐらいの資金もしっかり得ていきたいと考えていたので、「稼げる業界」という視点で転職活動を始めました。2023年の12月ぐらいからエージェントと面談を始めましたが、その時はあまり急いでいなかったため、情報収集からスタートしていきました。そのうちM&A業界に行き着き、本格的に活動を進めていきました。初めての転職活動だったため、働きながらの時間の調整や、準備などは想定していたよりも大変でした。
 
ー 初めからM&A業界に絞られていたわけではなかったのですね。
 
当初は期間を決めていなかったので、エージェントから書類通過連絡が来てから企業や業界を詳しく調べたりして活動を進めていました。その中の候補の一つにM&A業界があり、詳しく調べ始めたところRight BrothersさんのYouTubeに行き着きました。業界を知るにつれてもっと興味が湧いて、最終的に株式会社M&A DXに内定をいただき、入社を決めました。
M&A DXの面接では、伝えにくい話も濁すことなく赤裸々にお話ししていただけたのがとても好印象でした。「覚える事もやることも多く、1件とれるようになるまでは大変だと思う」という事をしっかりと伝えてくださった事にも誠意を感じましたし、さらに覚悟が決まりました。そのほかに、仲介だけではなく様々なサービスを扱っているため、価値提供の幅が広くワンストップ支援できる点も魅力に感じました。
 

ー 大澤の支援はいかがでしたでしょうか?
 
初めて大澤さんと面談をした際、転職理由について心の奥にあった想いは言わずに、別の理由をお話ししたんです。隠したわけではなく、まだ自分の中でも固まっていない想いでしたし、転職エージェントに自分をすべて出すというのが中々できずにいたという理由からでした。そんな気持ちが見抜かれていたのか、「それが本心ですか? ほかに理由があるんじゃないですか?」と大澤さんから言われ、それが自分でも言語化できていなかったことだったので、しっかりと人を見て向きあってくれるエージェントだと感じました。その後は大澤さんのアドバイスを素直に実行し、今回の結果に繋げることができました。本当に感謝しています!
 

貴重なお話しありがとうございました!

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