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たった1回の選考でM&A業界の内定を獲得した、人材業界出身者の転職体験談

石倉さん
石川県出身。専修大学商学部に入学し、在学中に簿記2級を取得。卒業後、大学生の就活支援と教育プログラムの営業・販売を行う人材サービス企業に新卒で入社。170名中10名しか選ばれない半期の表彰を4期連続で獲得。現在に至るまで約800名の学生の教育、キャリア相談を担当。


Right Brothersが転職の支援をさせていただいた方に、これまでのご経歴や転職活動を振り返って印象に残ったエピソードなどを伺う連載企画『Bridge』。今回は、人材サービス企業から日本M&Aセンターへ転職をご決断された石倉さんにお話を伺いました。



勝つことの喜び


ー 学生時代のお話から伺っていきたいのですが、思い出に残っていることはありますか?

中学の時に始めた剣道です。小学生のときに、野球もサッカーも何もやっていなかったので、中学の部活は周りと同じタイミングでスタートラインに立つことができる剣道を選びました。中学1年のときは、部員が20人いる中で一人だけ昇級試験に落ちたり、他の女子部員にも勝てないぐらいの実力でした。ところが、練習試合で強豪校に偶然勝ったという経験から、剣道に対する姿勢が一気に変わるようになりました。


ー どのように変わったのでしょうか?

勝利への意欲が大きく変わったんだと思います。実力差はあったものの、強豪校に勝ったことで、勝利の喜びを覚えました。そこから、「勝ちたい」、「負けたくない」という気持ちが生まれてくるようになり、強くなるための原動力になりました。部活の練習だけでは強くなれないと判断して、地元の強い人が集まる場所に通うようにもなった結果、部員の中で自分だけが一番上位の段に受かるレベルまでいくことができました。

ー 勝ったことが意識を大きく変えたのですね。高校でも剣道は続けられたのでしょうか。

はい、高校の時は剣道部のメンバーと過ごす時が唯一好きな時間でした。実は入学後、人間関係で悩むことが多かったんです。中学の時は学年全体の人数も少なく、みんな仲が良かったのですが、高校に入ってからは規模も大きくなり、様々な価値観の人がいることを受け入れられず、交友関係がうまくいかないまま高校生活を過ごすことになりました。そのまま3年生になり、親から言われるがままに大学受験をして、専修大学の商学部に行くことにしました。

ー なぜ商学部に?

地元の石川県で父が会社を経営していたのですが、事業がうまく行かず、家族で苦労した経験があったので、お金や会計についての知識をつけたいと考え、商学部に行くことにしました。大学3年の時に、就活か公認会計士の資格を取るか迷ったのですが、「専門家になるよりも、幅広くビジネスで通用する人間になりたい」と思い、就活をすることにしました。その時に友達に紹介してもらった就活支援サービスの会社との出会いが自分の価値観を大きく変えるきっかけになりました。

優秀な人達との出会い

ー どのような出会いだったんでしょうか?

就活支援サービスと同じ会社が運営している有料の教育プログラムがあり、友達に誘われて私も受けることにしました。学生時代のうちから社会人のビジネスマナーやチームマネジメントを学ぶことができたのですが、自分が今まで出会った事がなかったような優秀な学生が多く、刺激を受けるようになりました。交友関係も広がり、様々な価値観に触れることで、この頃から色々な人と仲良くなれるようになっていきました。

ー 同時に就活もされていたのでしょうか?

結局就活はほとんど行わず、その教育プログラムの会社に誘っていただき、入社することになりました。普段から会社の人と関わる機会が多かったので、どんな会社かはある程度理解していました。他の優秀な学生が入社を決めていたこともあり、「優秀な先輩、同期に囲まれて仕事ができる環境」というのは、自分の成長に繋がると思い決めました。

ー 入社後、ギャップなどはありましたか?

会社へのギャップはありませんでしたが、1〜2年目は優秀な同期と、自分の実力とのギャップにとても苦しみました。入社後に配属された教育プログラム事業は、顧客の入会がすべて紹介制のため、新規顧客を増やすためには既存顧客から紹介をもらう必要がありました。早く成果を出そうと、顧客の意向に関係なく紹介依頼を何度も行い、本来であれば継続いただけていた顧客の方も、退会をさせてしまったことがありました。上司、役員からは当然お叱りをいただきましたが、その当時は人のせいにしてしまい、なかなか自責にすることができませんでした。

憧れるのを辞めた

ー どのように乗り越えられたのでしょうか?

上司からアドバイスをいただく中で、「人のせいにしても変わらないし、自分が変えられるものを変えよう」と思うようになりました。改めて顧客の目線に立ち、「どんな人なら紹介したいと思うか」、「どうやったら友人を連れてきたいと思うサービスになるか」を常に考えるようにしました。優秀な同期のように、個人のキャラクターを強みに営業するスタイルに憧れていましたが、「自分がどうしたいか」ではなく、「顧客にとってどうか」を考えて行動するよう努めました。その結果、徐々に成果に表れるようになっていきました。

ー うまく行かない時でも頑張れるモチベーションの源泉はどのようなところにありますか?

高校の時、人間関係がうまくいってなかった経験が大きいかもしれません。その時は本当につまらないと思う日々を過ごしたので、同じ思いをしたくないという気持ちが強いです。うまくいっていない時はつまらないので、成果を出しておもしろくしたい、というのが頑張れる理由だと思います。

ー 今回なぜ転職を?

M&Aの仕事をやりたいと思ったからです。自社の新卒支援事業で、M&A企業の説明会に出席した際に事業承継の話を聞き、会社を守る手伝いができる仕事に惹かれました。地方の中小企業が後継者不足で潰れてしまう状況は、地元の石川県でも起こっており、身近に感じている問題でした。自分がM&A業界で力をつけたら、将来的にもっと地元の会社を盛り上げていくことができるのではないかと考え転職活動を始めました。
その中で日本M&Aセンターを選んだ理由は、M&Aに対する想いです。M&Aの認知が低い時から、信念を持ってM&Aに取り組まれてきた会社であり、私もその想いを体現していきたいと思い決めました。

エージェント選びは「人」


ー 今回の転職を振り返ってみていかがですか?

転職すると決めてから2ヶ月ぐらいで決まりましたが、日本M&Aセンターの選考は1回だったので、行くと決めてからはかなりスムーズだったと思います。自分が人材の仕事をしていることもあり、エージェントを決める時は、人で選ぼうと思っていました。Right Brothersさん以外にも10人以上のエージェントと面談しましたが、事務的で面談後に求人票を送ってくるだけという方が多かったと思います。

ー 担当の大澤の印象はいかがでしょうか?

丁寧で、ストレートな印象です。他社エージェントは接客と感じるような応対でしたが、大澤さんはきちんと意思確認しながら進めてくれました。厳しくアドバイスをいただくこともありましたが、自分のために言ってくれている優しさだと感じられたので、信頼して任せられました。

ー これから入社になりますが、その後の目標はありますか?

まずは確実に成約1件を決めたいと思っています。あとはRight BrothersさんのYouTubeに出るためにエース社員を目指して頑張ります!(笑)

ー 全力で応援しております!本日は貴重なインタビューのお時間ありがとうございました!

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