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『時間の無駄遣い』の重要性を語りたい

このnoteは、最近社長になった人と、まだ何者になるかわからない若者が、「こんな生き方もいいんじゃない?」とライフスタイルをゆるく提案するnoteです。

社長 時間の無駄遣いの重要性を語りたい。

20代役者 時間の無駄遣いかぁ。そもそも時間の無駄遣いってなんなんですかね。

社長 一般的に無駄だと思われている事だよね。例えば寄り道、昼寝とかかな。

20代役者 なるほど。

社長 なんでこの話をしたかったかというと、ちょうど手塚治虫先生の本を読んでこのトピックがあったからなんだよね。

20代役者 なんて言っていたんですか?

手塚治虫先生の本の主張

子供が可哀想だ。子供時代というのは感受性も豊かで好奇心も旺盛だ。それにもかかわらず学校という社会は暗黙のしきたりのようなものがあり、友達に仲間はずれにされないためにファミコンを買って同じゲームをし、同じものを見なくてはいけない。
その結果、ほとんどの人が同じ情報を持つ。その情報の押し付けが子供を規格人間にしてしまう。
これは家庭においても同じ事が言える。お母さんお父さんは規格的な家庭を作り上げてしまう。一日の日課がパターン化され、その中に子供を入れてしまうほかない。
だから家庭生活に、ゆとりと遊びの時間、変化や良い意味での時間の無駄遣いが必要だ。
これがないと子供だって息苦しいに違いない。学校や塾でも徹底的に管理されている。その結果、ますます子供にストレスがかかり、爆発したり非行に走ってしまうし、無気力になりパターン化された人間に育ってしまう。

社長 今で言うとYOUTUBEとかになるのかな。同じものを見て知ってないと仲間はずれにされちゃったりね。
だから君は、こういったパターン化された家庭で育たなかったわけだよね。

20代役者 すげぇ今っぽいですね。たしか誰だっけなぁ、、、デカルトかな。
『人間の誤りは幼い時の先入観から生まれて、その記憶があり続けるとさまざまな誤りの原因になりうる。前例と慣例だけで納得してきたことをあまり固く信じてはいけない』って言ってて、なんかピンときましたね。

社長 確かにそうだね。この本にはこう書いてある。
情報が飛び交う現代で、子供たちは情報を選択する力もないまま情報中毒になっている。だからこそ子供の栄養となるものを作らなければと思います。
子供たちが自分で選んでいくことが子供たちの栄養になると思います。

20代役者 これって子供だけじゃなくて、そのまま大人になっちゃった人も当てはまりますね。

社長 確かにそうだね。パターン化されているし、時間の無駄遣いもできない、余白もない。
だからこの本の言いたいことは、型にはまっていないことをやってみろってことだよね

20代役者 あーー。確かに働くのが辛くなっちゃって辞めた人の話とか聞くと、時間が生まれたから自分にとって大切なものがなんなのかがわかったっていう人は多いですね。一旦そのパターンから降りてみると見えてなかったことに気がつくのかもしれないですね。

社長 自分に対しての問いかけが無いとわからないよね。

20代役者 そうですね。今の人は体やメンタルにSOSが出てから考え始めますよね。

社長 そうだね。確かに。



そんな時間の無駄遣いしてますか??

20代役者 私ですか??(笑)

社長 はぁい(笑)

20代役者 どうかなぁぁ。して、、んーーー。
でもなんか情報入れないとなと思って、暇さえあれば本を開いちゃってますね。

社長 なんか時間の無駄遣いって2パターンあると思うんだけど。
1つは、パターン化されてないことをやること。2つ目は思考の整理をすること。
だからインプットはいいとしてさ。なんかこう思考の整理時間とかない??

20代役者 死ぬほどありますね。電車の中は特にやるかなぁ。人と話すと自分の中に疑問が生まれてくる時があるので、それを一つ一つ考えます。
生きてて楽しいのだろうかとか、楽しいってなんだろうなとか。
そういうのは時間の無駄遣いなのかぁ(笑)

社長 (笑)

20代役者 あーー昨日は、家のロフトが闇かと言うほど真っ暗になって、自分の手すら見えないし目を開けいるのか閉じているのかもわからないくらいで、それがとにかく超おもしろくてですね。

社長 そんな真っ暗なの??(笑)

20代役者 ちょうど明るいところから暗くしたので。でも5分くらい真っ暗でしたね。本当に感動しましたね。楽しいって。

社長 そこで何を感じたの??

20代役者 いつもそういう事があると社会とか人生とかに置き換えて考えてしまうんですよ。

社長 ほうほう。その暗闇には何が見えたの??

20代役者 何もないんだなってことに気がついたんですよ。

社長 おぉぉぉ。いいですね。。。何もないんだよ(笑)

20代役者 僕たちは光があるから見えていて有るように感じるけど、真っ暗になったら何もない。
そこに有るけど、無いんだなって感覚的にわかったのは発見でしたね。やっと先人たちが言っていたことがわかったような気がします。

社長 存在はしているけど、実態はない。悟りですね。
闇にいるとさ、闇に撫でられている感ない??あの時に俺はまだ生きたいんだなって感じるんだよね(笑)

20代役者 確かに。僕も時間の無駄遣い(余白)を少し気にしながら生きてみようとおもいます。
新たな発見が楽しさや豊かさに繋がりそうですね。

20代役者 まとめ
人生には余白が必ず必要だ。発明家や経営者、哲学者は余白を使っている。
脳には集中モードと分散モードがある。
この分散モードの時に問題が解けたりアイデアが浮かんだりするのは真実だ。
積極的に余白を持ちたい。


株式会社RAYWOOD 社長マガジン