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鈴木みのるナイト 後半

また1週間経ってしまいました。もう本当にダメダメな私。本当に書くという時間を割けないでいるのがもどかしいです。

後半と言うことは、前半もあるわけで、もし良かったらこちらからどうぞ。

ではでは、本編です。

鈴木選手が出る前には、ヘビー級の対戦と、柔術の対戦がありました。ヘビーの選手の打撃は、爆竹が破裂したかと思ったくらいパーンって会場に響き渡っていて、首回りや顔面そして胸筋辺りが真っ赤に腫れ上がっていて、めちゃくちゃ凄かったです。新日で言うとジェフ・コブ選手と、バッドラック・ファレ選手級です。本当にデカイ!そんなデカイ選手がスープレックスして相手を投げ飛ばす様は圧巻!そしてリングに叩きつけられる音!!何もかもが私にとっては初めてで大感激でした。そして次の柔術の選手との戦いは、寝技対レスリングの対決で、これは寝ながらの試合で中々投げ技などの迫力はありませんでしたが、攻守の攻防が激しく、私は首が力が入りすぎてしまって痙りそうでした。最後は、胴着を着込んだ柔術の選手が負けてしまいましたが、この試合も凄まじかったです。勝った選手はジョッシュ・バーネット選手でサブミッションでタップ勝ちでした。

さて本日のメインイベントは、新日マットでもお馴染みクリス・ディッキンソン選手対我らが鈴木軍大将の鈴木みのる選手です。クリス・ディッキンソンが可愛そうになるくらい、入場から会場は割れんばかりの鈴木コール!

「SU・ZU・KI‼」 

「SU・ZU・KI‼」

「SU・ZU・KI‼」

そこに、鈴木みのるの入場テーマソング・中村あゆみの「風になれ」がかかると観客のボルテージは最高潮に!そして、鈴木選手の入場!


↑こちらはROHの大会ですが、入場はこんな感じでした。

いやぁ、同じ日本人としてこんなに格闘ファンに海を超えて愛される鈴木選手は誇らしいし、カッコいいと大感激してしまいました。一人風になれを大熱唱する私。レペゼンジャパニーズです(笑) リング周りをぐるっと一周して正面からリングインすると共に、ファンは一斉に

「風になれ〜っ!」

の大合唱‼‼めっちゃ感動‼アメリカ人が歌っている!という信じられない光景でした。(私の動画が載せられないのが本当残念)


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↑ (試合中様々な顔を見せる鈴木選手。本当に表情が豊かでエンターテイナーで私ももう少し上手にキャプチャー出来るようになりたい!) ↓

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ここから、鈴木選手は、ディッキンソンとバチバチにやり合います。時には、場外に降りて観客の椅子に座って挑発して、椅子を振り上げてお客さんをビックリさせて、かと思えば、リングに飛び乗ってディッキンソンにエルボーをかまして、ガンガン翻弄しました。でも、若さあるディッキンソンも受けても受けても立ち上がって、鈴木選手に立ち向かって、本当相当長い時間攻防がありました。真剣に観すぎて、肩も首もめっちゃ凝ってしまうハプニング発生。体が硬直状態でした。

でも、後半エルボーでディッキンソンをノックアウトさせてダウンさせると鈴木選手は、すかさず左足にアンクルホールドを決めに入りました。すると負けじとディッキンソンも利き足の右足でマウントを取られながらも鈴木選手のボディを蹴り込みます。数発蹴りを鈴木選手は食らいましたが、その蹴り込んだ右足を今度はホールドして、そこから逆エビ固めに入りディッキンソンはタップアウト!!!鈴木選手のサブミッション勝ちでゴング!!すると会場では、割れんばかりの鈴木コールが始まります!!

「SU・ZU・KI‼」 

「SU・ZU・KI‼」

「SU・ZU・KI‼」

いやぁ、めっちゃカッコいい!!!!!!!!!

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やっぱね、プロレスは生が良い。しかも、アメリカは絶叫出来るしね。私が体感しているのは、きっとパンデミック前の日本の状態でもあるんですよね。それぞれが大好きな選手の名前を叫んだり、応援したりして。めちゃくちゃストレス発散出来ました。

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今回の会場です。

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そして私が何より鈴木選手を大好きになったきっかけは、怪我でリハビリ中の高山選手の為に会場に募金箱を置いてサポートしていたところ!本当に本当に尊敬するし、海外遠征を一人で行うのに高山選手をも同時にサポートするなんてカッコよすぎません?


この試合の前までの私は、アメリカの生活に全く見通しが立たなくって、お通夜みたいに悲しい気持ちで日々過ごしていたので、この大会全てから本当に元気と勇気をもらえました。いい意味で、吹っ切れました。そこから、またレジメ(履歴書)を送りまくる日々が始まり、面接に行ったり、Zoomで面接されたり、起死回生の私。そして、実は数日前になんと就職が決まったんです!!!その事も近いうちに書きますね。

私は、パンデミックになって、失業してどん底に落ちたけど、そのおかげで勉強して、資格も取れて(1回試験落ちてますが)、人生が180度変わる経験が出来ました。もちろん音楽面では、これからも育てたブライスをサポートしていきますが、新しい人生を明日からスタート出来ることを今は凄く嬉しく思っています。この暗黒の2年は私のアメリカ史におけるターニングポイントになったし、パンデミックが起こらなかったらきっとゆるゆる人生を送っていたので、不幸中の幸いと言うか、自身を見つめ直すいいきっかけになったので、今となっては本当に良かったです。

だから、今キツイ状況にある方々も、憂う事なく必ずポジティブに考えて局面を打開していく一歩を踏み出す事をオススメします。どれだけ不幸なことが起こっても死ななければ、万々歳‼ 明日目が覚めたらそれだけで新たなお誕生日。私は、自分の誕生日はもちろん嬉しいですが、いつも朝目覚めたら新たな日の誕生を密やかに自分で祝っています。毎日が誕生日だから最高!

あと、とにかく自分を信じること。だから何があっても自分だけは自分を信じてあげないと、結局誰からも信じてもらえないという状況に陥ってしまうと思います。それに人生は日々選択の連続だから、他人のせいにするのは勿体ない気もしますね。仮に自分で選択した事がたとえ失敗したとしても、それはいい体験(経験)になって、人間値が上がるので、回り回って人生では、きっといい結果に繋がって行くと思います。なんせ私はしくじってばかりだったし、本当に大失敗ばかりしてきたから、黒歴史しか無いですが、結局振り返ってみるとそれは自分を信じてあげなかったからでした。

30年以上リングに立つ鈴木選手も、はじめからスター選手では無かった訳だし、ここまでの道のりは相当キツイものだったと思います。逆に、やっと遠征が始まった上村君は、ここからが修行ですよね。紆余曲折あると思いますが、アメリカに遠征に来てくれた上村君を私はこれからも追い続けて行こうと思っています。私はパンデミックの渦中にプロレスに出会って、特に大好きな高橋ヒロム選手(ヒロムちゃん)に出会ったことで、彼から特に全力で生きるエナジーをもらえたんですね。だから、今意気消沈して元気がない方、新日本プロレス(NOAHやDDT等も)は、日本各地を巡業していますので、一度観に行ってみると世界観変わる経験出来ますよ!オススメです。

"I love GCW!!"  By: Suzuki Minoru

Top Page Photo Credit: @lauderdale11  (この写真を選んだのは、若きスターの上村優也選手をバックステージから見守る鈴木選手の愛を本当に素敵にキャプチャーしてたので選びました。)

今回出会った、アジア人女性のフォトグラファーが素晴らしすぎてファンになってしまった!リンさんの素晴らしい作品!!!是非他のツイート写真も観て欲しいです!あと、11・15のリバーサイドであるDETNATIONの試合にも撮りに行くそう!


鈴木みのる選手、本当にパンデミックの渦中にアメリカにツアー先を選んで下さった事感謝します。次は私がいつか帰国して後楽園ホールに会いに行きたいと思います。


おわり



最後まで一読ありがとうございました。