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話下手が必要とされる時代

精神科の患者にはコミュニケーションを
苦手だと感じている人が多い。
想いを上手く言葉に出来ない、とか
相手の顔色を過剰に気にしたりとか
そういう方が多いんですが

たぶんメンタル疾患を患ってなくても
割とコミュニケーションって
難しいと感じている人多いと思うんですよね。

「いやー!俺は得意だけど!」
なんて言って親指立てる人は
恐らく周りからはコミュニケーションが
上手いとは思われていないはず😂

一般的にはコミュニケーションは
上手ければ上手いほど
上手くない
と思います。

とお思いでしょうからもう一度言います。
大事なんで。

コミュニケーションは
上手くなくていい。
上手に話そうとしてはいけない。


と言うことなんです。
喋りのプロを目指してなければ
スラスラと話したり
上手い例えを交えたり

そんな技術は無くていいんですよね。

えー、とか、あのー、とか
言っちゃって全然いいんですよ。

なぜなら
上手に話そうと意識してしまうと
余計に話すのが怖くなるからです。

ちゃんと話さなきゃいけない…
と思えば思うほど話したく無くなるでしょう?

だから技術は叩き込まなくていいと思ってます。

そんなことよりコミュニケーションにおいて
めちゃくちゃ大事なことがあります。


それは相手を想う気持ちです。


それが大事なのは聞かれれば
みんなわかってるんですが
普段意識してない人ばかりです。

話が上手い人には
ここが抜けてる人が多いです。
饒舌な店員の人とかいません?
洋服買いに行ったり
家電買いに行くと
聞いてもいない情報ばかりひたすら話す人。

アレ、完全に奪ってますよね。


常々〝与える人〟〝奪う人〟か
相手がどっちなのかを分けて考えてるんですが

話し方だけが上手い人は
正しい情報を正確に話すことが
コミュニケーションだと思ってるんですよね。

相手が相談したり
質問してきたときに
「あーこういう相談にはこのエピソードで返そうかな」
と答えが頭の中に先に出ちゃって
そっから先の相談をあまり聞かない人も
同類ですよね。

つまり聞いちゃいなけりゃ
相手を見てもないんですよ。

先に答えが浮かぶことはいいんだが
ちゃんと相手の表情や話すそぶり、
姿勢や服装などの
非言語コミュニケーションまで
意識しているかが大事なんですよね。

そもそも言葉のコミュニケーション
言語的コミュニケーションと
非言語コミュニケーションは
3:7程度なので
上手く話そうと思ったって
それだけでは伝わらんのですよ。

相手に伝えるというとはまず
相手が聞きたい
と思えることの方が大事。

じゃあどういう人の話を聞きたくなるかというと
自分のことを見てくれている人なんですよ。

洋服を買いに行ったときに
お客さんの服装をしっかり見て
どのくらいファッションに興味があって
何に困ってるのかをちゃんと受け取ってくれる人から
商品買いたいじゃないですか🤔

コミュニケーションは
発信より受信

話を聞いてくれる人なら
上手く話さなくても相手は受信力が高まるから
結果として、より伝わるということなんです。


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