甘えられるとイラっとする原因

友人や彼氏彼女
夫や子供に同僚、お客さん
私たち看護師でいうと患者さん。
そういった方々から
甘えられるとイラっとする経験ありませんか？

何を隠そう私自身が
甘えられると結構イラっとするんですよね。

自分でできることなのにお願いさせると
是が非でも断りたくなる傾向にあります。（笑）

甘えられると
「それは自分でできるじゃないか」
「利用されている気がする」
「自立できず成長しないぞ」

などと相手に思わせてしまい
イライラさせてしまいます。

頼ると甘えるの違い

とは言え
仕事を任されたり
相談をされるたりすると
頼られてる感覚になったり
自己肯定感が上がったりして
嬉しい気持ちになることもありますよね。

「頼り甲斐があるね！」
と言われるとそれだけで
1日いい気分で過ごせたりするもんです🤣

頼られると嬉しいのに
甘えられるとイラっとする。

この違いってなんでしょう？

Twitterにわかりやすい例えがあったのですが

「甘えにも物理的な甘えと精神的な甘えがあって『この荷物重くて持てないから手伝って』が物理的で『この荷物重くて持ちたくないから手伝って』が精神的です。後者の方はイラっとします」

つまり甘えというのは精神的なもので
〝自分は守ってもらえて当然の存在なんだ〟という
価値観が垣間見えると
相手を苛立たせるのかもしれません。

甘えている人にイラっとする原因

それは単純に
自分が甘えてこなかったからです。
逆に言えば
甘えられてもあまりイラっとしない人は
昔から甘えてきた人に多いそうです。

甘える行動のみならず
自分が余裕でできることって
できない人に対して共感できず
腹が立つことが多いのです。

逆に言えば
自分がイライラすることは
自分の得意なことだったり
高い能力を持ち合わせているということ
だったりするんです。

たとえば
全く遅刻しない人が
遅刻する人にイライラするようなもんです。

でも遅刻をする人は
他人が遅刻したとしても
そんなに怒らないということなんです。

話を戻すと
他人の甘えにイライラする人は
他人に甘えず自立している人と言えますよね。

幼少期から自立するよう教育させられたり
甘えることを良しとしない環境で育っていれば
他人の甘えを許すことができないかもしれません。

しかし
そういう人ほど他人を頼らない傾向にあります。
上記の頼ることと甘えることの棲み分けが
できておらず
自立や自己責任を突き進めた結果
物理的に甘えることもできず
相談できない人になるんですね。

私は看護師をしながら
看護学生の実習生担当もしていますが
きっちりしている学生さんほど
他人に相談したりお願いすることが
下手だったりします。

自分でなんとかしようとする性格は
長所だと思いますが
自分1人で解決できないことは
頼っていける方が良いわけです。

1人で解決できることなんて
ほとんどないわけですからね。

頼るといっても
自分でできること、考えられることを
全力で尽くした上で
他人にフィードバックをもらう
でもいいわけです。

そうすると甘える人に対しても
少し寛容になれるかもしれませんし
結果として自分自身の怒りを
コントロールできると思います😌