疲れている時は受動的コンテンツに逃げがち

コンテンツには受容者の体勢というか摂取する心構え的な用件から、能動的、受動的、半受動的の三種類に分類されると考えられます。

能動的コンテンツは、小説、エッセイ、漫画、ゲームなど、自分から動いて内容を取得し、理解する必要があるコンテンツ。これらはユーザーが行動しない限り、１行も話は進まないし、１Pをしっかりめくるのにも意外と体力がいる。

受動的コンテンツは、映画、アニメ、音楽、ラジオなど、ユーザーが積極的な行動を起こさなくても自動的に視聴できるタイプのコンテンツ。理解できるかはさておき、体力が落ちていても摂取可能なのが強み。

そして半受動コンテンツとは、ユーザーが何らかのアクションを起こす必要があるものの、そこに思考が伴わない作業的なコンテンツ。わかりやすい例だとパチンコとか、あと画面スクロールすれば新鮮な情報が入ってくるSNSとか、あとはガチャ系のくじ引きとかもそう。

この分類分けの何が大事かというと、ユーザーの要求体力値が変わってくるという点。元気な時はバリバリ小説とか漫画とか読めるけど、疲れている時はダラダラアニメとか、ひどい時にはYoutubeとかダラダラのべつ幕なしに流してなにも頭にのこらない…という体験とかありません？これはお脳が疲れているが故の受動的なコンテンツ摂取態度に移行しているがゆえ。

特にSNSダラダラ更新する半受動的なコンテンツは、経験上完全受動型のコンテンツよりもお脳が疲れているサインだと思っている。お脳は疲れている時ほど、気分を鼓舞するためにアガる情報を求めるものなので。

まあ、体調不良のズンドコを経験してしまったので、パチンカーの人たちが可処分時間つぎ込んで台の前に座る理由がなんとなく理解できてしまったわけですよ。アレって座ってカチカチやってるだけで一定の確率で派手な演出とともにお金のリターンが発生するわけで、色々疲れ切っている人には最適な娯楽なのかと。人道的にはいかがなものかと思いますが。

戦場へ

とまあ、小説屋をやりたい人間にとって、日本の過労信仰は完全に不倶戴天の敵であり良い睡眠良い休息が定着することを願ってやまない訳。
過労者が量産される＝小説とか読む体力と時間が無いってことですからね。

今回はここまで、またな。

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ロボットが出てきて戦うとか提供しているぞ！

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