俺の一番欲しい物語は俺にしか作れない

自分が欲しい物語は、自分が書くのが一番早くて、確実なんだ。きっとな。

おまえがこのエントリを開いたって事は、大なり小なり自作品の存在意義とか…面白さとか…苦悩…そういうやつに気を逸らされているのかもしれない。
俺もそろそろ逆噴射小説大賞2020が三ヶ月後に迫ってきて、自分が小説を書いている意義とかそういうのを見つめ直すおきもちになった。

ビッグサクセスしたい？イエス。気になるアイツをぐうの音も出ないくらい楽しませたい？イエス。自分の書いた作品がアニメになったりプラモになったりさせたい？イエス。全てイエスだ。それらの欲望だっておれには大事なモチベーションだ。

だが、最も大事なしんじつは、俺の世界で一番読みたい物語は自分にしか書けないことだ。

『胎界主』は素晴らしい、最高の漫画だと思うし、今やってる第三部の連載も毎週楽しみにしてる。

『ジョジョの奇妙な冒険』だってものすごい。五部位で読むのを終える人が結構多いが、6部も7部も8部も最高なんだ。荒木先生バンザイって言いたい。

ゲームでも『大神』とか、『ANUBIS』が世に出た時期に生まれてたのは実に幸運だと思う。

小説なら『ニンジャスレイヤー』だ。俺はこの作品が続く限り読み続けるだろう。マイライフ・ウィズ・忍殺。『ラグナロク：Re』だって今度は続刊が続く事を祈ってる。

noteなら他のパルプスリンガーの連載作はどれも素晴らしい代物だ。アイツラはきっと後世でヤバい奴等だって語り継がれるだろう。

ほかにもたくさん、今までの人生で素晴らしい娯楽を大量に授かってきた。きたのだが。

それらは素晴らしい先達が俺にそっと分け与えてくれた物なのだ。それはとてもありがたい幸福だった。でもおれはようやく自分の足で歩いていく事をおぼえた。この果てしない創作の荒野においてだ。

そして理解したのだ。自分にとって最高にして最強、至高の作品は自分にこそ書けるし、自分にしか書けない。ありとあらゆる要素が自分が決められるからだ。

他のクリエイターがどれだけ優れていても、そして自分の創作力がいかに拙くても、自分の為のフルオーダーメイドが出来る時点で自作品が自分にとって最高の存在となりうる。

もちろん、世の中には不幸にも何一つケチのつけようのない傑作に轢殺されてしまって、創作を断念したケースだってありはするだろう。俺も今後そうならない保証はない。

だが、俺の読みたい物語はまだこの世に存在していない。俺の頭の中だけに存在し、俺が血反吐を吐き捨ててでも書かないと、読めない。これがおれにとってのしんじつだ。

俺の読みたい俺の物語はまだまだ山程存在するので、やっぱりとっととビッグサクセスして創作に専念出来る人生になれるようやっていくぞ、と決意を新たにした。

ここまでよんだお前にとっては、創作をやるりゆうはまたちがうんだろう。それでよい。おまえはおまえのエゴで創作をがんばったりやめたりするがいい。悔いのない人生になることだけを祈ろう。

戦場へ

俺は！俺の！パルプが読みたい！例え全世界に総スカンくらおうと、俺の書く物語こそが俺が一番読みたい物語なのだ！

そんなかんじなので、何が有っても続けられるよう健康とか生計とかがんばっていくぞ。えいえいおー。お前もなんかこう折れない創作のエゴを見つけられるといいな。

今回はここまでだ、またな。

現在は以下の作品を連載中！

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ロボットが出てきて戦うとか提供しているぞ！

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