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デジタルサービスが終わる時

今日もまたひとつソッシャルゲームが逝ったという。南無阿弥陀仏……

佳人薄命、デジタルサービス

古今東西、アイッティー化が進んだことによって様々なデジタルサービスが勃興しては消えていった。あるいは生きていてもなんか無理やり呪術で生かされている屍みたいになってたりするやつとか、まあいろいろである。

ヒットして生き残ったデジタルサービスのうらには大体1000倍以上のしかばねが積み重なっている。生き残っているやつらもちょっとしたことで死んだりする。ショッギョムッジョ。

まあ種々のまとめサイトはとっとと地獄の炎に焼かれて滅びてほしいが……それはさておいて、今一番レッドオーシャンどころかデッドオーシャンになってるのがソッシャルゲームのジャンルであろう。

七五三の七五三が年ではなく月な世界が今どきのソッシャルゲームである。ほんとうに競争が激しい。それに比べたらnoteで書いているのなんて別に滑ってもしぬわけではないので気楽な話だ。

つまるところ、デジタルサービスとは収入が止まったらしぬマグロである。そのてんはこのnoteでも、凡百のソッシャルゲームでも全く変わりはない。

ユーザーとサービスの、いつか終わる共犯関係

よのなかの印象はお金に対して良くはない傾向があるが、資本主義である以上、おかねはもらわないと続けられない。なにごとも。

noteも無料で使えはするものの、今んとこそのサービスを支えているのはまあ今さきにヒットした連中である。しかもまだまだ黒字化していなかった気がするのでひやひやする話だ。

とはいえ、コンコルド効果で投資に見合った成果が出るまでは意地でもサービスは続けるだろうとオモウ。さいあく、サービス終了の一ヶ月前にでも告知してくれればデータの回収も出来るだろう(一番イイのはnoteに直書きではなくGitで書いて各サイトに頒布することだとオモウが)

デジタルサービス群は今のじんるいの生活に定着しているため、なんかずっと続くような気がしているがそんなことはない。Webサイトの維持ってのはその実クソ大変ではあるので、なんやかんやあってリソースが激減したら一般庶民がお気楽にチラシの裏の代わりに出来るようなサイトとか、ぐちの吐き捨て場みたいなとこはそうそうに消し飛ぶだろう。

取りも直さず、お金の切れ目がサービスの切れ目、ユーザーがお金を落とさなくなったら否応無しにたたまなくてはならなくなるのがデジタルサービスなのだ。それは、それはいつか終わる関係でありつつも、やり取りしている間は終わりの来る時を考えない蜜月みたいなものかもしれない。

デジタルサービスが終わる時、私たちの手元に残るもの

運命のめぐり合わせとかで、デジタルサービスが終わる前に自分の人生が終わるのもそう珍しくはないだろう。でもま、デジタルサービスは753。7ヶ月生きたらお祝いという世界になりつつあるのでにんげんのほうが看取る方が多いだろうな。

その中で、自分がちょっと触れたデジタルサービスが終わった時、手元に残るものはなんだろうか。人それぞれだろうが、インターネットデジタルサービスは終わったら良くも悪くも手元にぶつりてきななんかは何も残らない法が多い。

ダウンロード出来る音楽とかゲームはサービスが終わってもまだプレイ出来るが、サーバーと連携するのがぜんていのなんかはマジで何ものこらない。
noteの場合はよそにデータを移すか、手元のスマット本とかパソコンにコピペしないと虚無に帰ってしまう。

つまるところ、デジタルITサービスが終わって残せるさいだいのなんかは、思い出という話に帰結する。

おれもここnoteで結構いい思い出が出来たが、まだまだ過去形だけで済ませたくはない。お体こわさないようにもっと楽しんでいきたいものである。

戦場へ

縁の切れ目、お金の切れ目、電力の切れ目。
当たり前にあると思ってたものがしれっとなくなる時、おれはそれらが確かに残したものに思いを馳せるのであった。

今回は此処までだ、またな。

現在は以下の作品を連載中!

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ロボットが出てきて戦うとか提供しているぞ!

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