「一生のゲーム」を満たす要件やいかに
ま、一口で言って『運命』だけども、大体4パターンに分けられるかと。
きっかけはよっしぃさんの上記のエントリ。
俺はゲームで人生二度三度滑り落ちそうになった筋金入りの駄目ゲーマーなので、不幸にも一生モノのゲームには結構出会ってる。不幸にも。もっとも、新作もやりたいのでそういったゲームだけやり続けたりもしないのだが…
そしてよっしぃさんのエントリを読むにつけ、一生モノのゲームには特定の類型が見いだせる事に気付いた。そのため、一回区分してみようと思うのだ。お時間あればお付き合いいただきたい。
その1:一生思い出に残るゲーム
まずコレ。とても素晴らしいゲーム体験が出来、まるでお気に入りの映画を再視聴してなぞるように、最初からやり直したくなるゲームだ。あるいはやり直す事こそなくても、おりに着け残った思い出を振り返り宝物として持ち続ける、そんなゲームである。
このタイプのゲームは、大体世界観を深く構築し、プレイヤーを感動させる物語を適切に構築しているタイプだ。それだけプレイヤー側にも印象深いものとなる。自分がやった中では、大神が該当する。
反面、ゲーム内容についてはランダム性が少なく、最初から最後まで決まった道筋をたどるものが多い気がする。もちろん世の中にはゲームが溢れてるので必ずしもそうとは言えないのだが。
その2:プレイヤーの上達がご褒美になるゲーム
プレイすればするほど、プレイヤーの技術が上達し、それを持って報酬系を刺激するタイプのゲームだな。
このタイプのゲームは、やればやるほど上達が実感できるのが楽しい。特に現実だと中々上達が実感出来るモノは少ないので、的確に上達を体験させてくれるゲームはとても楽しいというわけだ。
このタイプのゲームだと、例えばモンスターハンターシリーズとかは代表的なゲームだろう。なんだかんだ、プレイを継続している人も多い作品群だ。
俺も最近、Switch版でリハビリ的にプレイしてる。あまりガツガツせずに、ゆったりプレイするのも中々楽しい。
その3:プレイする度に状況が変わるゲーム
さて、上の二つのタイプは確かに一生モノだが、一生プレイできるゲーム性かというとちょっと違う。1はクリアすれば終わりではあるし、2は成長に上限を感じたら別のゲームに移ることもある。
では一生プレイできるゲームとは、の回答としては、まずひとつ目がこれだ。プレイする度状況が変わり、一度として同じゲーム体験は回ってこないジャンルである。最近ではなにかというと『ローグライク』とかいう冠がくっついているな。
この手のジャンルは例えば、エンターザガンジョンとか
最近時間を溶かしたスレイ・ザ・スパイアとか
ニンテンドーのイチオシ、デッドセルズに
後ローグライクを有名にしたタイトルなら風来のシレンも入ってくるだろう。
こいつらは一回ハマると中々抜け出せない『魔性』のゲームだ。
常に状況が変わる運、それを乗り越える技術、あと一歩という所で倒れ伏す悔しさ……そういうのが渾然一体となってゲーマーを沼へと引きずり込むジャンルである。しかも、ゲームデザインが適切ならそれこそいくらやっても楽しいし、2のプレイヤーの上達も体験出来るのであれば最強であろう。
4:クリアが無いゲーム
書いていて思い至ったのでこのタイプについても書いておかないといけない。そう、ゲームクリアの概念が無い作品で、どうぶつの森シリーズはこの枠組だ。正確には1と4の複合といった所か。
一応、借金を返す、住環境を充実させるといった目標はあるものの、別にやらなくてもいいもの、と自分は認識している。
このゲームは魅力的な箱庭で過ごす体験を供与することを目的としており、そこにクリアとか脱出の概念はなかったと記憶している(この辺熱心にプレイしたわけではなかったので、勘違いがあったら申し訳ない)
クリアの概念がないので、これも一生プレイできるゲームではあるだろう。やめるか続けるかはプレイヤー次第というわけだ。
あなたの運命のゲームは何処かにあるかもしれない
一つお伝えしたいのは、一生モノのゲームとは運命の相手のようなもので、今までそんな相手には出会わなかったよとか、昔は熱中してたけど今はそうじゃない人とか、そんな感じでも単に自分にぴったりのゲームに出会わなかっただけかもしれない。
おりしも、このご時世ではお家に籠もっていることが奨励されるわけだし、いい機会なので自分の運命の一本を新たに探してみるのも、良いではないだろうか。
そうはいっても、何をしたらいいかわからない、という方は適当に質問してみてくれてもいいぞ、と。まあ未プレイであれば、ブレスオブザワイルドはやっておいて損はないのではないかな!
戦場へ
まだ見ぬ名作が、君を待っている!かもしれない。
今回はここまでだ、またな。
現在は以下の作品を連載中!
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ロボットが出てきて戦うとか提供しているぞ!
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