雑記:より早く書くコツの一つは悩まない事

悩む、選ぶ、というのは想像よりも多くのエネルギーを消費する。特にクリエイティブな活動には判断すべき点が多く存在するため、ここを素早く判断する事でより早く記術速度があげられると考えられる。

よう、兄弟。俺だ。今日も良く来てくれたな。

物書き勢共通の、普遍的な悩みの一つが執筆速度ではないかと思うが、いかがだろうか。少なくとも、俺は少しでも書く速度をあげたいと思っている。

普段は一日大体2000字程度で落ち着いているが、この程度ではまだまだ俺の書きたい題材を書き切るには足りないところだ。加えて、文自体のクオリティも高める必要がある。

その為には、向上とカイゼンが欠かせない訳だが今日一つのさとりを得た。悩むところが多いほど執筆速度は落ちるという事だ。裏を返せば、決断が早いほど執筆の向上につながる。

例えば、読者を引き付ける様な書き出しが思いつかず、延々悩んで1時間たったとしよう。1時間は目に見えた進展がないと共に悩み続けた分だけ脳は疲弊する。パソコンの前で一度や二度は経験がないだろうか。

もちろん、文章の質は思考の質に影響される物。考えている時間が常に無駄になるわけではなくむしろ考えている時間も重要だ。

とはいえ、書き出しが大事と言っても書きださない事には始まらない。幸い書き出し位なら書き換えることは可能なのでとにかく書き出してしまうのは一つの手だ。

そうして書き出していくと今度は展開が二つ思い浮かび、どっちにすべきか悩んだり、さらには1単語の言い回しをどれにするか悩んだりするのも、おおむね誰しも経験があるのではないだろうか。時には、単語が思い出せないとこでうんうん悩んだりもするだろう。

そうして悩んでいる間に決断できず、他の事に手を出してしまって動画ザッピングに走り年を取ってマンゴーもぎ研修中に倒れ家族に見守られて最後を迎える……などという事態になってしまうかもしれない。

では、どうやって悩む時間を減らすのが良いだろうか。
アイデアの一つとしては、書き出す前に悩みやすいポイントについて集中して思考を巡らせ、答えを出しておく事だ。モニターに向かっていつでもインターネットに手をだせる状態だと如何にも気が散りやすいのもある。

書き出し、話の展開、タイトル、結末、物語の締といったポイントを事前に決めておくと、大分スムーズに書き進められると俺の経験からは言える。もちろん、それ以外にも自分にとって悩みどころはメモしておいて、今後に活かす事も出来るだろう。

戦場へ

文字書きにとって執筆速度は重要な要素だ。俺もまだまだナメクジの匍匐前進レベルの速度だがもっともっと上げていきたいものだな。

今回はここまでだ。またな。

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