好きなことを好きでい続けるコツ
無理しない、深追いしない、期待値あげないの三カ条。
好きなことがイヤになる瞬間
ジャンルでも、趣味でも、やりはじめの熱中している時はどんな労苦も浪費も気にならないもんだろう。オタク気質ならなおのことそうだ。それはそれでよい。もちろん、書くことも含まれる。
しかし、好きなことが永遠に好きかっつーとなかなかそうもいかないのが現実だ。飽きただけなら一旦休止して気が向いた時にやればいいだけのことでもある。だが、好きでいたかったことが様々な要因でイヤになることはあるだろう。
例えば、不意に期待していた様な結果が得られなかった時。
よくある話だ。しかも最近は娯楽ジャンルにソシャゲのガチャとかねじ込まれたり、狭い枠の取り合いが発生したりして望むものがどうがんばっても得られないとかしょっちゅうある。なんかそういうマネタイズギミックが跋扈しているので現代は世知辛い。
あるいは全然あったこともない初対面の相手からムッとするような一言をぶつけられたりもする。作品の公開は誰の目にも触れるからそういう事もあるが、だからといって傷つかないわけではない。おつらい。
そんな中で、今日は熱中していることがふっとイヤになる瞬間の予防策とか話そう。
ストレスが楽しいを上回るとイヤになる
人間がじんせいにおいて、なんかイヤになる瞬間はタノシイをストレスが上回った瞬間だ。タノシイが勝っている間は多少の痛苦は乗り越えて行くが、ストレスが勝って行くとふっとイヤになる瞬間がある。
ケースばいケースなので常に自己対策出来るわけではないが、(ゲームのガチャガチャなんて運を操る異能者とかじゃないとどうしょうもない)ひとつ多少はマシに出来る手が無くもない。
そもそも、熱中している間に趣味とかジャンルとか、なんでも良いが好きの対象に対する心理的敷居がどんどん上がっていく。熱量の高まりだ。今どきは感情の熱量が高いことは基本良いことだと捉えられがちである。
しかしながら、感情の熱量が高いってことは位置エネルギーも高いので、なんか興ざめなイベントが起きた時の落下位置も高くなる。ギャップダメージだ。
なんでもいいが入れあげた経験がある人はちらっとサメた瞬間を思い返していただきたい。たぶん、なんかほんの些細なことが喉にひっかかった小骨みたくなって、どうにも元の様に熱中できなくなったとか、そういう経験はなかろうか。たぶん誰でも一回位はあると思う。とくに恋愛とかで。
で、一回熱量がさがったあと、それでも続けたいって思えるのは幸いなことだし、やめたくなったならやめてもいい。自由だ。高所落下死からモチベーションを取り戻した趣味は長続きするしな。
それはそれとして、熱中落下インシデントのダメージを抑えるには、要するに熱量をほどほど弱火にしておいて、ゆるっと楽しむのがいい。熱量が高いほど温度差でギャップダメージがたかまる為、熱量が低めのほうが実のところ長続きする。燃え尽きるほど入れ込んで本当に燃え尽きたり、些細インシデントで100年恋冷めみたいにならないからだ。
あるいはなんかの拍子にすっと温度が冷めた時。
ちょっと間を置いて休んでから、もう一度手をつけてみる。
疲れている時とかなかなかタノシイ気分になれないものなので、ゆっくり休んでからリトライしてみるとやっぱり楽しかった事を実感出来たりするぞ。
というか何をやっても楽しくないのは老化でも飽きでも無くうつ病の可能性が高いからそうなったら診断いったほうが良いぞ!年を取ろうがタノシイことはタノシイままだ!飽きはしても。
戦場へ
というわけで、趣味愛好の長続きのコツは低温継続ってことで一つ。
今回は此処までだ、またな。
現在は以下の作品を連載中!
弊アカウントゥーの投稿は毎日夜21時更新!
ロボットが出てきて戦うとか提供しているぞ!
ここから先は
ほぼほぼ日刊パルプ冊子
パルプスリンガー、遊行剣禅のパルプ小説個人誌です。 ほぼ一日一回、1200字程度の小説かコラムが届きます。 気分に寄っておやすみするので、…
ドネートは基本おれのせいかつに使われる。 生計以上のドネートはほかのパルプ・スリンガーにドネートされたり恵まれぬ人々に寄付したりする、つもりだ。 amazonのドネートまどぐちはこちらから。 https://bit.ly/2ULpdyL