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hosoka
2021年12月22日 23:50
秋の夜、貼り付けたような満月が古刹を照らしていた。月明かりが影を落とす堂の中に、男と童子が座している。元公儀介錯人・拝一刀。またの名を子連れ狼。そしてその一子・大五郎。父子ともども冥府魔道に生き、六道四生順逆の境に立ち、刺客道を歩む士である。「御免」堂の戸を敲き、男が一人入ってきた。旅装であるが、軽輩でないことは揺るぎない足運びからも分かる。三十路余りか、いくらか皺のある角張った顔、くっ
宮塚恵一
2021年12月15日 20:58
「新規書き下ろし作品の参加限定!」「カクヨムより現れた本企画をこれより“第一回怪獣小説大賞”と呼称する!!」 というわけで、怪獣小説大賞のお時間です。 怪獣文芸の方が響きがよくて好きなんだけど、そういう本はもうあるので……。 今回の企画では、“怪獣小説”を募ります。◆作品審査と講評 第一回怪獣小説大賞では、参加したすべての応募作品に対して主催者が講評をつけます。 また、本企画