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逆噴射小説大賞2019-第3週

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逆噴射小説大賞2019-第3週に投稿された作品をまとめています。
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#パルプ小説

根源のヴィリャヴァーン

 わたしたちは誰もがヴィリャヴァーンの輝きから生じ、その根源の炎を胸に抱きながらこのエ・…

35

届かぬ星は目の前に!

『西暦1996年。世界人口は三分の一を失い、人類の繁栄は……』 「ああ、どうもイイ感じの書き…

パウケン
4年前
7

ひとみ崩壊

私は、ひとみの瞳が好きだ。 ひとみは、とても澄んだ瞳をしている。 ひとみは、キスをするとき…

優まさる
4年前
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息苦しくも生きて行く

(……何を間違えた?)  荒い呼吸を繰り返しながら、俺は曖昧な自問自答を続ける。  弟に…

14

迷い猫

ミケがいない。 近所を探し回ったけど見つからない。電柱に張り紙したけど出てこない。 家出か…

優まさる
4年前
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延命治霊

「ですので、貴方にはこれより違う人生を歩んで頂きます」 目の前の怪しげな男…霊能者の説明…

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初もみじ

与作は、きみどり色のまんじゅうを眺めていた。 与作の左には赤子を抱いた妻が、右には爺がまんじゅうを眺めている。 「何かが足らぬ。」 与作は、そうつぶやくと目を閉じた。 与作の前には山があり、その頂にはもみじの木がある。与作は、腰に竹筒を付けて、正面から山に登っていった。竹筒には筆が二本と赤と黒の墨壺を忍ばせている。与作が駆けると、筆が触れ、カタ、カタと音を立てた。 女がいた。女には、赤子がいて、亭主の借金がある。今日中に山を越えて隣国まで逃げねば命がない。女は赤子を背負い

マネー・竜ダリング!

「親分…どうしやす?これ」 昔々あるところに二人の男がいました。髭面の親分とのっぽの手下…

7

大統領の世界みなごろし大作戦

 アメリカの大統領が世界各国のテレビ衛星をジャックして、生放送を始めた。 「国民、ひいて…

摩撫甲介
4年前
42

血だるま放浪記 黄金の吹雪

 雪まみれのメッコングを丸机の上に投げ落とすと、酒場の酔漢どもがどよめいた。  店主曰く…

摩撫甲介
4年前
14

穢土堅洲泥府(エド・カタストロフ)

ごぎゃああああ……ごぎゃあああああ…… 無人の荒野に、赤子の泣き声が響く。黒い空から冷た…

三宅つの
4年前
25

人生の悪役

 幸八は3歳の娘を殺してしまった。例の怒りの発作が起きたのだ。  昼飯時のフードコートで…

摩撫甲介
4年前
4

よごれ仕事

「おふくろがね、消えたんだ」  ビニル袋の中の酒を取ろうとした手が勝手に固まって、おれは…

摩撫甲介
4年前
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