幸せは「余りもの」でつくるもの。
こんばんは、ラッタです。
なんとなく僕の読者さんは
共感してくれる方が多い気がしますが、
「職人が一つひとつ手作業で」
僕はこういうフレーズに弱いです。
人一倍モノを所有することに興味がないはずなのに、
何かのカタログを見ていて
そういうフレーズが書かれてたりすると、
普段は心の奥底でじーっとしてる物欲がピクッとします。
逆に「工場で大量生産」とか聞くだけで、
「いや、別にいいっす・・・」となったりする。
日頃は、
「僕たちは商品そのものというより、
職人のストーリーにお金を払っている」
みたいなことを解説しているくせに
「職人が一つひとつ手作業で」と言われただけで、
もともと何の興味もなかったものを
「なんか欲しい!!」と思わされてしまうあの感覚は
経験するたびに不思議だなーと思わされます。
そんなだから、
基本的に「効率」って言葉が好きじゃないし
その点、たぶんこういう仕事をしてる中では
かなりアナログな人種なんだけど、
それでも、
やっぱりこういう仕事をするようになってからは
少なからず「コスパ」って言葉を口にする機会が増えてきました。
ちょうど今日ツイッターで
こういう投稿をしたとおり、
お金を稼ぐのは、
「お金より大切なものをより大切にするため」
ってのが個人的に思うところです。
だから、ビジネスの文脈でいえば、
集客と販売まで「コスパよく済ませたい」が本音。
まあ、そのあと、
購入してくれたお客さんに対して
一般的な水準より遥かに時間と労力を投下することが多いので
差し引きゼロな気もしますが、笑
あれはもう趣味みたいなもんなのでいいんです。
こういうこと正面切って言うと
逆に胡散臭い気がするので言いたかないですが
やっぱ購入者さんが喜んでくれるときが
いちばんビジネスやってて幸せを感じる瞬間だから。
(ってことは僕にとっての「お金より大事ポイント」はここなんですね)
「余らせる」ということ
こうやって考えていくと、
僕たちがより幸せを感じるためには
お金や時間や労力を
「どれだけ『余らせる』ことができるか?」
が、とにかくカギになってきます。
・お金が余る=余ったお金を大切なものに使える
・時間が余る=余った時間を大切なものに使える
・労力が余る=余った労力を大切なものに使える
至極かんたんな道理ですね。
だから、
僕は決して好きな言葉ではないけれど、
あらゆる局面においての「コスパ」を無視することはできません。
で、
コンテンツ販売だとか
ひいては僕がいつも言ってる、
・作品
・キャラクター
の2つの概念をコスパよく運用して、
大切なものに投下するべき、
お金・時間・労力を余らせるためには
「優先順位」を決める必要があるんですね。
前回のメルマガでは、まさに、
「集中力を高めるためには、
心よりも環境やフィジカルを変えた方がコスパがいい」
なんて話をしました。
これを「集中力がないのは意思が弱いからだ!」とかやってたら、
費用対効果も、
時間対効果も、
労力対効果も、だいぶ悪いです。
だから、何を最優先にして、
何を後回しにするかってことは
遠回りにならないように、よくよく吟味したほうがいいんですね。
Twitterで万垢を目指すよりも、
さっさとメルマガを発行したほうがコスパいいし、
単価数千円のものをちまちま売るよりも
骨太な高額コンテンツを1つ作った方がコスパいいし、
ゼロからブログに100記事用意するよりも
10日分の販売用ステップメールを書いちゃった方がコスパいい。
繰り返しますが、
ビジネスを含む多くの活動は、
「余らせる」ことで大切なものをより大切にできます。
「シャンパンタワーの法則」
自分が満たされてグラスから溢れた分しか、
人に分け与えられない。
お金も時間も労力も。
愛情だとか心もきっとそうでしょう。
心に余裕がないってのは
余ってないってことですからね。字が示すとおり。
・「物ごとの優先順位」
・「余らせるためには?」という意識
この2つはかなり大事な考え方だと思いますので
ぜひ心がけてみていただけましたらです。
では!
Have a Nice Day&Night!