働く上でのモチベーションは変遷する
みなさんこんにちは。
今日は働く上でのモチベーションが何か、それがどのように変わっていくのかについて考えてみたいと思います。
私自身常にこのことを考えている気がしますが、私の周りの人たちも結婚や出産、異動や転職といった様々なきっかけを経て、何がモチベーションになるのかについて悩み、そしてモチベーションが変わっていっていることに気付くケースが多いです。
皆さんも過去にはこれがモチベーションになっていたのに、今はあまりそれがモチベーションにはならないなーというケースもあるかと思いますので、私なりに一度考えてみたいと思います。
モチベーションの種類
まず、働く上でのモチベーションはどのようなものがあるのかですが、一般的に内発的動機・外発的動機と利己的動機・利他的動機の4象限で整理することが多いです。
これらを踏まえて過去・現在の自分のモチベーションはどういうものがったかを整理してみると自分なりの気付きがあると思います。
モチベーションのキーは変わる
次にモチベーションのキーとなるものですが、これは自身のおかれている環境によって変遷していくものです。
ですので、過去は有名な会社で働きたい、高い年収をもらいたい、ステータスを獲得したいといったものが自身のモチベーションとなっていたのに、今はそれがモチベーションにならないというケースがあります。
かくいう私も、過去はどちらかというと内発的・利己的動機が自身のモチベーションを維持していたように思います。
しかしながら子供が生まれたこと等をきっかけに自身の働ける時間といった環境が変化したこともあり、自身のモチベーションって何なのかを深く考えるようになり、以前のような動機では自身がモチベートされていないことに気付きました。
このようにモチベーションが変わることが自分が特殊なのかよくあることなのかについて不安もあり、様々な本を読んで、よくあることなんだと思い安心しました。
キャリアを考える
さてここまででモチベーションの種類やモチベーションのキーが変わることについて考えてきましたが、今後はそれらを踏まえてじゃあどうキャリアを作っていけばよいのかということについて考えてみたいと思います。
自身の過去のモチベーションが何だったか、今モチベーションとなることは何かを書き出してみる。
その中でもモチベーションのキーとなるものは何か、どこに比重が高いかを考えてみる。
それらを実現できる仕事・働き方はどういったものかを考えてみる
キャリアを考えるうえで、自身の好き・得意・価値観といったものを整理して考えていくことも非常に重要ですし、様々なやり方があります。
ただ漠然と不安・不満がある状態で日々過ごしていると健全ではありません。
まずは、簡単にできることにトライしてみるといったことが重要だと考えていますので、今回ご紹介したプロセスで一度トライしていただき、自分自身のモチベーションが変わってきているからなぜかモチベーションが上がらないんだということに気付くことで安心できたり、次を考えることができると思います。
キャリアについては様々な考え方がありますので、別途また整理していきたいと考えていますが、スタンフォード大学の教育学・心理学の教授でもあるクランボルツが発表しているように、キャリアは予期しない偶然によりできあがるといわれています。(計画された偶発性理論)
私の尊敬する山口周さんも記事を挙げられていますので一度見ていただけると参考になると思います。
ですので先々まできっちりした計画を立てるというよりはまずは過去と現在を振り返り、今の自分にとって何がモチベーションになるのかを明らかにするだけでも日々前向きに仕事ができると思いますので是非チャレンジしていただきたいです。
それではまた。
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