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「ミニマリスト」と「セレブリティ」の違い


ーーーーー<自己紹介>ーーーーー
25歳、社会人3年目。
岐阜県在住、ミニマリスト。

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いわゆる「セレブリティ」と言われる人たちは「シンプルに暮らす」わけだが、彼らのシンプルとは「モノをもたない」ということではなく「洗練されていて、迷いが少ない。」ということである。

社会人1年目、僕のメンターと言っても過言でない当時の課長がこんなことを言っていた。

「結論はこれでいいんだけど、なぜこうなるのかを理解してる?」
口酸っぱく言われた。

仕事のほとんどは、過去を辿ればよっぽど大きな問題は起きない。
「この時期にはこれをして、あの時期にはあれをして。」
模倣に長けている人であれば、社会ではある程度生き残ることができる。

しかし、課長は違った。「意味を理解しているか。」何度も問われた。

『ミニマリスト』
必要最低限のモノで暮らす人。=モノを持たない人。

ミニマリストの波及は僕にとっては人生の転機とも言える出来事だった。
そして、波及に伴い、表面が大きく取り上げられることとなった。

冒頭で述べたように、セレブリティもミニマリストも「モノを持っていない」という共通項を持っている。にも拘らず、ミニマリストがセレブリティになれないのはなぜか。

原因は、手段と目的の混同だ。

ミニマリストは手段であって目的ではない。
モノを持たないことに主眼を置いていては「ミニマリスト」に留まる。
それを手段にしてこそ、大統領になれたり、iPhoneを創れたり、セレブリティになれる。

もし課長がミニマリストなら、きっとこう言うだろう。
「モノを持たないことの意味を理解しているか。」
結果は同じでも、意味を理解しているのとそうでないのでは天と地の差がある。
結論が合っていれば問題ないという考え方は、いつか必ず裏にハマる。

今なら、課長が何を伝えたかったのか、身に染みて分かる。
僕がモノを持たないのは、ミニマリストになるためではなかった。
管理が苦手で、片付けが苦手で、苦手の集大成の中で暮らすのがつらかった。
だから、原因を排除したかった。
今でも、管理や片付けは苦手のまま。自身の管理能力をあげることなく、同じ結果に辿り着くという、まさに手段としての「モノを持たない」である。

そうしてモノを捨てる痛みを知り、無駄なモノを買わなくなった。
すると時間的・金銭的にな余裕が生まれて、質の良いモノを買えるようになった。
人は、できる状態に置かれると、こだわりを持ち始める。やがて、洗練される。
セレブリティは、こうして辿り着いたのだろう。
過程は違えど、発射台は同じ。モノを持たない。

発射台と着地点。あなたがモノを持たない理由はどちらだろう。
そういえば、メンター課長(笑)がこんなことも言っていた。

「着地点の見えないまま飛び出すのは、とても危ないことだよ。」
正しさを追求することが、必ずしも良いというわけではない。
寝た子を起こした先で、誰も幸せにならないのなら、蓋をしておくことも大事だ。
なんのためにやっているか、正しさに囚われて、本質を見失ってはいけないよ。
僕には、こう聴こえた。

そんな「社会の闇」とも言える大人の都合を目の当たりにした23歳だった。
モノを持たないことに囚われて、何になりたいかを忘れてはいないだろうか。
単に不便に、生きづらくなってはいないだろうか。

買った後悔と捨てた後悔。
捨てた後悔が大きくなる原因は、きっとここにある。
それでもいい。元より人間は失敗する生き物だ。
でも、そのことに悩み、前に進めず苦しんでいる人がいるとしたら、このことを忘れないでほしい。

何になりたいか。本質はなにか。
それを探す姿勢を、思い出してみよう。

fin

2022/03/06 
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