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愛くるしいと、名前を付けたくなる。

タネを蒔いてから、約120日が経ちました。正直、いつ蒔いたか忘れました。でも5月の下旬だったかな。あっ!note見ればいいじゃないか。と掘ってから思い出しました。

最初に、noteを書き始めたのが5月25日。今日が9月28日なので、ちょうど126日目ですね。目安の120日過ぎちゃってる。という事で、他も掘っていいタイミングですね。

もう120日か。

植え始めから、色々ありました。芽が出てこない。病気になる。虫に食われる。農家さんは広大な敷地面積で、これと向き合ってるんだもんな。改めてすごさを感じる。

改めて振り返ると、夏あたりから見栄え変わらず、この時を待っていた感じがします。先週くらいには、『掘らないとな。』と感じていたものの、なぜか後回し。どちらかと言うと、最初植えた時に10月だな。って認識していたから、余裕をかましてしまった。

『天気も良いし、仕事も落ち着いている。よし、掘ろう。』

こんな時、ちょっと心理的にためらいを感じてしまう。前回を思い出すからだ。前回というのは、数年前も思いつきで落花生を育ててみた。結果は殻はなるものの空っぽばっか。

このネガティブな感情は、私にはついて回るものだと思っている。むしろ武器。そんな話は、また今度にして。こんな心境を動かすには、意外と時間がかかったり、開き直りが必要になってくる。こんな無駄なことを考えているくせに、掘るときは無言でつかんで引っこ抜いた。

『おっ!』

実っていた。プラスチックケースのものも、結局最後まで見える位置に落花生は実らなかった。やっと、お目見えしてくれた。その落花生たちがこちら。

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素人ながら、ちょっと雑に扱ってしまった割には実ってくれたと思う。はっきり言って、小粒ちゃん達だ。土づくりの知識もままならないままに始めてしまったので、逆に落花生に申し訳ない気持ちもある。

でも、問題なのはここからだ。

やっぱり中に落花生が入っていないことには、育てても意味がなくなってしまう。ちょっと時間を置こう。中身が空っぽだと、フニャフニャに殻がなってくる。ちなみに掘ったばかり落花生は、殻が固い。

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これでも思いっきり摘んではいるんです。まったく伝わりませんが。そして、掘り上げてから3時間後くらいかな。少し殻に変化が現れてきたので、思い切って割ってみました。

グニュっていう感触。

その瞬間、『でた…空っぽだ。』と思った。
またか。という気持ちを持ちながら、殻を開いて見た。

『あ、あった!おぉ。。。』

驚きと嬉しさで、声もだんだん小さくなってく。本当なのか。俺やった。そんな言葉が繰り返される。ちょっと時間が経過してから、スタッフに見て見て自慢がはじまる。

はじめての事は、やはり嬉しい。

40を超えるおっさんでも、嬉しいものは嬉しいのだ。だってはじめて自分で実らせた落花生なのだから。その落花生が、こちら。

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タイトル画像と一緒だから、またか。という感じですが、ツヤッツヤに光っていたので、やっぱり嬉しいものなんです。

こう言うとき、ついつい名前をつけたくなるクセが出てきてしまうんです。何が良いのか。落花生から生まれたから落花生太郎はありきたりだし、でもピンク色で煌びやかだから、いっそのこと桃太郎でも良いのではないだろうか。殻の中に隠れていたから、カクレモモジリとか。これは、完全パクリだな。などと、名前をつけようと考えてしまう。と、このnoteを書いている時に思いついた名前。

ももじり先生。

落花生を育てる期間中に色々と学ばせていただいたし、カクレモモジリも好きだし。名前をつけるとなんでもそうだけど、愛着が増して来ます。

まだまだ掘ってない株があるので、いっぱいももじり先生の仲間がいると良いな。一歩目が調子いいと、次々進んで行きたくなります。この調子で、いっぱい掘っていくぞ!

引き続き、応援よろしくお願いいたします。

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