ありも@千葉の食の企画屋さん

課長 有元重夫|(株)やます 通販部 責任者|落花生を年間8tお届けしてる人|SDGs…

ありも@千葉の食の企画屋さん

課長 有元重夫|(株)やます 通販部 責任者|落花生を年間8tお届けしてる人|SDGsやオーガニックにも興味あり|顔こいめな日本人|千葉のおいしい情報を集めてます|有機栽培でイベント企画中|応援お願いします!

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作っているのは、商品じゃなくて食。口にする人を、考えるからこその有機栽培。

先日、落花生のことをもっと知ろうと約40年もの間、有機栽培で取り組まれている杉本さん(中央)の方の話を伺いながら、収穫のお手伝いをしてきました。 慣れない農作業のお手伝いをすると、農家さんによっては『同じことばかりやるから、飽きてきちゃうでしょ。』そう言われることがある。『いや、そんなことはないですよ。』と、僕は笑顔で言い返します。 実際、好い人を装っているわけでもなく、本当にそう思っています。日頃、パソコンやデスクワーク、今ではスマホ。電子機器を多くさわる機会の方が多く

    • このカードを、どう使いこなすのか。 ー PEANUTS JOKER ー

      ピーナツの渋皮というものをご存知でしょうか。ピーナツの殻を割った後に、出てくるピーナツを守るかのように薄くまとわりついている、茶色いアレです。アレ。あの渋皮には、ポリフェノールという成分が含まれており、そのポリフェノールを食することで、「体にいいのではないか。」そんな事を目にしたり、耳にしたりすることがあります。 ただ私たちは、目にした耳にした情報だけでは、どのような効果があるのか確証が持てないどころか、摂取の仕方で効果が違うものもあれば、効果すら現れない可能すらあり、知り

      • やる気スイッチを入れてくれた黒いヤツ。

        千葉県は言わずと知れた落花生の産地。その落花生の山地でも、あまり類をみない希少な落花生があった。休み明けに出勤してきたら、机に置かれていた試作品。 「なんだ。これは。」 手にとってみると、昨年ちょっと話に上がってた黒落花生ということがすぐにわかった。昨年は、「黒落花生の原料を持っている農家さんがいる。」そんな情報だけで、結局のところ進展はなかった。 頭の中には、ぼんやりとその記憶はあったものの、「今年は、おおまさりを強化していこう!」そんな思いもあったので、どうしても取

        • 実は煎りたてが、美味しくないのが落花生。

          なかなか落花生なんて煎ることはない。会社の方に、煎り機があったのでイベントを組んで自分で煎りに挑戦してみました。 実際、乾燥させたものを家庭で煎ろうとしても煎ることができないんです。ネットで調べてみると電子レンジなんていうのも見かけましたが、やっぱり美味しく食べるには専用の煎り機に越したことはない。そう思いました。 そもそも機械が使えるのかどうか。そこから確認していきました。実際の落花生煎り機がこちら。 今回試験的に稼働させた時は、それなりに美味しくできたのですが、タイ

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        • ピーナツアート
          3本
        • ピーナツの学校
          12本
        • 収穫体験
          2本
        • 僕らのラスタ ー 世界進出への道のり ー
          3本
        • 落花生栽培日記
          10本
        • ピーナツフォト
          2本

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          ピーナツペーストに、よせられる多くの声。その作り方に密着してきました!

          ピーナツペーストと聞くと小さい頃から慣れ親しんだ味。という印象で、今ではスーパーやコンビニはもちろんのこと、コッペパンの中に塗られ販売されていたり色々な場所で目にします。 インターネットなどで調べてみても、多くの顔がズラリ! ピーナツをペーストにし甘みを加えたものや、粒を加えてペースト滑らかさに加え食感を加えたもの、さらにはピーナツだけしか使ってないものなど、ピーナツをペーストにするだけで様々な顔をもち、多くの方々がその製造に携わっていることも伺える。 当社が扱っている

          ピーナツペーストに、よせられる多くの声。その作り方に密着してきました!

          目の前のことを考えすぎると、だんだんと視野が狭くなっていく。

          ここ最近、落花生の殻のことばかりを考えています。何か有効活用ができないか。そんなことを調べていると、落花生をペットの餌に。とか、そのついでに殻をペットの寝るところに敷いたりできないだろうか。そんなところに行き着いたりします。 ただ、それは私の頭の中だけで考えていることであって、製造している工場には出来るのか出来ないのか、そこの確認はまだしていない。 そんな中、とある農家さんの話を伺う機会があった。お米を作っている農家さんなんですが、その歴史は古く確認できるところだと171

          目の前のことを考えすぎると、だんだんと視野が狭くなっていく。

          落花生の殻って何かに使えないかなぁ。と思い少しまとめてみました。

          このピーナツを一粒も無駄にしないプロジェクトを開始してから、ずっと課題になっているのが、やっぱり殻の使い道。何かのエサに使えないかとか、以前枕にして販売されている企業があったりと、調べたのですが今のところ形にもならず。 と言うことで、またインターネットを通じて調べてみたところ、捨てたらもったいない!という記事を見つけました。 こちらウェザーニュースさんのサイトによりますと、落花生の殻にはいろんな効果があり、とある研究結果もあるようです。 さらに落花生の殻を使った土壌改良

          落花生の殻って何かに使えないかなぁ。と思い少しまとめてみました。

          千葉の落花生で夏の自由研究。

          noteを見ていると、いろんなお題があるので自分の思考のトレーニングにもなって良い時があります。その中でも、今回は夏の自由研究をテーマに書いていきたいなぁ。となんとなく思いました。 子どもの頃、兄が作っていた卵の殻のお人形。それに憧れて、完全に真似て作った記憶がなんとなく蘇ってきました。『あれを落花生で作れないものか。それが、自由研究のネタとしても活躍できないだろうか。』 そんな事をふと思いました。 自由研究だから、なんでもいい。誰かのお役に、知識に、情報になればいい。

          千葉の落花生で夏の自由研究。

          やるとわかる、そのすごさ。新商品『ピーナツクイーン』づくりにチャレンジして来ました。

          ピーナツを一粒も無駄にしないプロジェクトがはじまってから、はや1年が経過しました。その中で、取り組めていることもあり、まだまだ進まないこともあり。 『課題が残るなぁ。』 言葉にすると、改めて自分のチカラのなさを感じつつも、一歩一歩進めていることもあり。と、自分と向き合いながら、この秋の収穫体験などに向かっていきたいと考えています。 そんな自分の反省などはさておき。今年の春にオープンしたピーナツファクトリーで製造している、ピーナツクイーンの製造体験に行ってきました。見るだ

          やるとわかる、そのすごさ。新商品『ピーナツクイーン』づくりにチャレンジして来ました。

          柏の葉にあるピーナツファクトリーに行ってきました。今回は、ここで作られているピーナツクイーンという商品の製造体験のため。生地や中のキャラメルなど、手作りで作られるピーナツクイーンの美味しさや、製造秘話をお伝えしていきます。一つ一つに時間をかけただけ納得できる仕上がりになりますね。

          柏の葉にあるピーナツファクトリーに行ってきました。今回は、ここで作られているピーナツクイーンという商品の製造体験のため。生地や中のキャラメルなど、手作りで作られるピーナツクイーンの美味しさや、製造秘話をお伝えしていきます。一つ一つに時間をかけただけ納得できる仕上がりになりますね。

          ついに始まりました。落花生の種まき。今年は遅れ気味のようですが、なんとか今月中には終わりそうとの事です。毎年手で蒔いているとの事だったので、手伝う気満々でししたが、機械が登場との事でお役御免。残念な気持ちもありますが、はじめての種まき機導入に期待もあります。しっかり実っておくれ!

          ついに始まりました。落花生の種まき。今年は遅れ気味のようですが、なんとか今月中には終わりそうとの事です。毎年手で蒔いているとの事だったので、手伝う気満々でししたが、機械が登場との事でお役御免。残念な気持ちもありますが、はじめての種まき機導入に期待もあります。しっかり実っておくれ!

          新たな取り組みへの大きな一歩。ピーナツファクトリー。

          ご無沙汰しておりました。千葉県産ピーナツファンの皆様、大変お待たせしておりました。千葉の落花生企画屋が戻ってきました。もしかして、待っていなかったですか。まずい。 そんな個人的な焦りは、さておき。弊社で3月に新たにオープンした、ピーナツファクトリーのお話です。ピーナツファクトリー?新たに工場を作ったの?落花生の?そう思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、どちらかと言うと、落花生の工場というより洋菓子を作る方のファクトリーです。 製造しているアイテムをご紹介しますと、こ

          新たな取り組みへの大きな一歩。ピーナツファクトリー。

          ピーナツおみくじと題して、落花生のことお伝えし始めました。

          落花生の繁忙期は、どうしたって年末。年を越してしまうと、落花生好きな人以外からは、どうしても遠ざかってしまうのです。だからと言って、年末まで忘れられても困ってしまう。 そんな焦る気持ちがありながらも、年明けから節分くらいまでは、豆まきに落花生!とか、イベントと組み合わせる事ができてます。 受験シーズンには、『落』と言う漢字が縁起悪いのですが、落ちても実を結ぶのが落花生だったりします。さらには、『おおまさり』と言う品種をもじって大勝利(おおまさり)!と言う感じで、縁起の良い

          ピーナツおみくじと題して、落花生のことお伝えし始めました。

          100年以上もの間、親しまれている味だった。ピーナツを味噌とからめた郷土料理。

          子どもの頃、給食にも出てきたピーナツ味噌。千葉県だけなのか、他の地域の方も食べるのか。そもそも、いつ頃から作られるようになったのか。千葉県に住んでいながら、さらには千葉県産の落花生を販売していながら、よくよく考えてみると、まだまだ落花生について知らない事だらけ。 ピーナツ味噌の製法にもいくつかあって、その一つがピーナツを煎るか揚げるか。 『油を使わず、煎ったピーナツ味噌の方が良い。』 そんな方もいらっしゃいますが、食感的には揚げたほうがカリッとしているのです。少なからず

          100年以上もの間、親しまれている味だった。ピーナツを味噌とからめた郷土料理。

          ぼくらに、いったい何ができるのか。

          2021年の3月。ピーナツを一粒も無駄にしないプロジェクトを発足しました。千葉県の落花生に対して販路を作り続けるだけではなく、何か違った形で支援ができないものか。チカラになることはできないか。そんなことを話し始めたところからのスタート。 『一粒も無駄にしないか。無理かもなぁ。』 心の中では、どこかそんな事も思っていました。だって葉や茎だけでなく、食べれない殻の部分も含めてだから。やるなら、とことんだ。ただ、その理想には辿り着かなくとも、まずは目指してみる。そんな歩き出しも

          ぼくらに、いったい何ができるのか。

          節分の豆は、落花生で良いのだろうか?

          2月3日になると『鬼はー、そと!福はー、うち!』という声とともに、外にも大豆をいっぱい投げつけた。時には、ふざけて兄弟に。この時期になると、ふとその光景を思い出す時があります。 年を重ねるごとに、その習慣もなくなりましたが、この仕事についてからまた、節分というものに意識が向き始めました。もう、20年近く前になるだろうか。それこそ節分だからといって落花生をオススメするでもなく、普通に枡に入った大豆をそのまま販売していただけでした。 『いつからだろう。』 落花生を節分にオス

          節分の豆は、落花生で良いのだろうか?