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ライトなエッセイ集

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軽めのエッセイ集です。
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#倉下忠憲

ぱりっとした一日

ぱりっとした一日

ぱりっと、リーガルパッドのページをめくる。そこから新しい一日が始まる。真っ白な──リーガルパッドは黄色だが──一日が始まる。

何にも満たされていない時空間。それが今日という一日だ。あなたはこれからその一日を始めることができる。「どんな風にデザインする?」とそのリーガルパッドは尋ねる。「そうだな」と僕は答える。その対話によって、一日のリストができあがる。

もちろん、今日という一日は独立した存在で

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ゲームセンターは私にとってどのような場所であったか

ゲームセンターは私にとってどのような場所であったか

Border Break(ボーダーブレイク)が終わってしまった。2019年9月のことだ。2010年にリリースされた頃から、毎週のようにゲームセンターでプレイしていた。最終ランクはEX3。10年間ずっとプレイしていたことを考えれば、冴えない成績ではあろう。それでも、楽しくプレイができた。

生涯を振り返っても、10年間プレイし続けたゲームはほとんど見当たらない。オンラインRPGをやっている人ならばそ

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独楽のような自信(エッセイ)

独楽のような自信(エッセイ)

自信というのは、不思議なものです。「自分が自分を信じること」

図式化すれば以下のようになるでしょうか。

自分→自分

ここには紛れもなく、再帰的な構造があります。適切に処理しないと極めて危険な現象が生じるでしょう。



自分→自分→自分→自分→……

自分が自分を信じるとして、では、その信じている主体の自分は誰が信じるのでしょうか。ここが一番の問題です。だからこそ、自信がない人に向かって「

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