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ウェディングプランナーを2年で辞めてカナダのトロントに留学をした理由。

前回の続きです。

ウェディングプランナーとして2年間働き、
N社を退職して、カナダに行った理由について書きたいと思います。

そもそも海外に興味を持った理由

僕が海外に興味を持ったのは、
前回の記事でも少し触れましたが、
2010年に南アフリカへ行った経験がきっかけです。
南アフリカへ行ったのは、2010年FIFAワールドカップ南アフリカ大会の日本代表vsカメルーン代表の一戦でフラッグベアラーという役割を務めることとなったからです。(ケイスケホンダが決めて勝った試合です)
※フラッグベアラーとは、試合が始まる前に、審判団・選手を先導し自国の国旗(日本国旗)を持って入場する人たちのことです(当時の対象は該当国の13歳〜15歳の子供達)

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世界最悪の治安

南アフリカ最大の都市ヨハネスブルクは、世界一治安の悪い都市、世界一殺人の多い都市と言われており、
最近も市民による大規模な略奪のニュースがあったと報道されていましたが、未だに世界の中でも上位に君臨する治安の悪い国であると思います。

そのような”怖い国”としてイメージをしていたわけですが、
それよりも、“そんな国に行ける””W杯のピッチに立つことができる”というワクワク感の方が圧倒的に勝り、渡航をしました。

南アフリカでの記憶を箇条書きで記します

治安
・街中どこの家も高い鉄格子と電線が張り巡らされている
・アパレルヘイトの影響が残る黒人居住区域の存在
・車から出たら決してカメラや携帯などを見せてはいけない
・ヨハネスブルクという街の殺気立った雰囲気

自然
・6時間ずっと一本道の車移動
・大自然が広がるサファリの中での宿泊
・朝起きたら窓の外に野生のキリンとシマウマ

W杯
・世界各国からきた同年代のフラッグベアラーの人たちとの交流
・アフリカ大陸初のW杯という現地の人たちの熱気
・初戦のカメルーン戦で大好きなケイスケホンダが決めて勝つという最高なやつ

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上記のような経験をしたことにより、
世界にはこんな国があるのか、こんな人たちがいるのか、この人たちとコミュニケーションを取ることができたらめちゃめちゃ楽しいだろうな、
この時感じた高揚感以上の高揚感を得られる人生にしたい、もっと自分が知らない事柄(国・人・文化)を知りたい、
などと思うようになり、
大学を卒業するまでに、10カ国以上の国に旅行ではありますが行き、
ひたすら海外との接点を持ち続けていました。

やっぱり海外に住んでみたい

大学時代に旅行はたくさんしましたが、
やはりいつか長期で海外に住んでみたいと思うようになり、
新卒で入社する段階で「3年働いたら海外留学をする」と決め、
結果2年と、1年早くはなりましたが、N社を退職しカナダに留学をしました。
カナダ留学においての目的は下記2点として位置付けていました。


①英語力の向上
・情報を取得できる幅を広げるため
・沢山の人とコミュニケーションを取りやすくするため
・英語を話せることによりコミュニケーションを取れる人が、
1.5億人から20億人近くに増えるので単純に人間関係の質が
向上すると思ったため


②多様性への寛容さを知る
・世界最大の多民族都市と呼ばれているトロントに行くことで
色んな特徴を持ったコミュニティに触れることができると思った

実際、コロナの影響で2ヶ月も居られずに帰国することとなったので、
①に関しては全然達成できませんでした。
②に関してもたかが2ヶ月でどの程度知ることができたのかは分かりません。
ただ、その2ヶ月間の中で現地においての肌感覚として感じられたこと、得られたことはあるので、結果的にカナダへの留学が"成功”だったとは思いませんが、
間違いなく成長はできたのと、全ての行動をこの先の人生に活かすことができれば正解になるのかなと思っています。
トロントで取得できなかった①と②に関しては、これからの人生でモノにしていければと思っています。

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そんなこんなで、
念願の”海外に住む”という目的を果たすべくカナダに留学はしたものの、
コロナの影響であえなく長期滞在を断念することとなり、
短期間で日本に帰国することとなりました。

帰国してからは、転職活動を2ヶ月ほどして、
ラシンに入社させていただくことになるのですが、
ラシンへの入社の経緯については、
また次回の記事で書きたいと思います。
今回も最後までお読みいただきありがとうございました!

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