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子どもが自分のやり方で失敗する意義③ー親が得られる安心感ー

子どもが、自分のやり方で失敗すると、どんな良いことがあるのか。

子どもが失敗することは、親にとってもいいことがあるよ。
という話。

親が自分の思う安全な道を歩ませようとすることは、絶対的に悪いことではないと私は思う・・・ということを、最初に書いておきます。
そこにも確実に親の愛はあるし、その中で失敗や成功体験を重ねて、自分の人生にしていく子もいると思うので。

1.親の思う安心な道を子どもに選択させた(もしくは、子どもが選択した)場合、親が得られる安心感は?


ーこの道を進んでいる限り、この子は大丈夫-

これが、親の思う「安心な道」を子どもに選択させた(もしくは子どもが選択した)場合の、安心感である。

親が知っている道だから。多くは、自分が通ってきた道だから。
その道を、本人も満足して通っている間は、親も子も幸せかもしれない。

でも実は、これって、親にちょっと不安が残る気がする。

ーこの子、私が目を離しても道を見失わないかな?道を外れないかな?ー
ー間違って道を外れたときに、自分で戻れるのかな?ー

なんとなく、常に目を離してはいけない緊張感が残るのだ。

いつまで見守らないと行けない?
自分が年をとっても、道を外れたら戻すサポートをしないといけない?

これって、結構、しんどい。

あと、実は、親が20年以上前に通ってきた道が、安心安全とは限らないんだよね。だって、時代が違うし、周りの人間も違うし、そもそも、親と子は違う人間だから。

だから、絶対に、安心する事って、ない。


では、次。

2.親が想像しない道を子どもが自分の意思で進んでいったら?そしてそこで、乗り越える経験ができたら?


親が得られる安心感は、これだ。

ーこの子は、困難があっても、乗り越えられるー

この安心感。

先ほどの
ーこの子は(私の思う)安心な道を進んでいるから、大丈夫ー
の安心感と比較したときに、

全然違う安心感・・・じゃないだろうか。


親は、ずっと子どものそばについていられる訳じゃない。

(正直、私は早く安心して子離れしたい。
一刻も早く、子離れしたい笑。)

そのために欲しい安心感は、「この子は、何があっても大丈夫」の安心感だ。


子どもが失敗をする、っていうことは、一見、子どものためであるようだけど、実は、親にとってもプラスになる面が大きいことを、覚えておきたい。

◆子ども伝えたいメッセージ◆

「不登校を経験した君は、最強だよ(^_^)」
「ママは、君が困難を乗り越えられることを知ってる。だから、大丈夫。
ただ、自分が乗り越えてきたことを忘れて、乗り越え方を見失ったら、いつでも思い出させて上げるから、声かけてね」

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