Rasam

日々の生活や子育ての中で、悩みもがき、人と話し、本を読み・・・その中で感じたこと、出し…

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日々の生活や子育ての中で、悩みもがき、人と話し、本を読み・・・その中で感じたこと、出した答えの記録。今、このときの私の考えであり、1年後、1ヶ月後、1秒後には、全く違う答えを出している場合もあります。 こんな風に考える人もいるんだな、程度に読んでいただければ幸いです。

マガジン

  • 読書記録

    何かを考えるきっかけをくれた本、心に残したい本達。

最近の記事

ちょっと失敗したことがあって、頭に引っかかってる、見ないふりして気にしないこともできるけど、なんか片側が重い…、 そんな時は、がっつり落ち込む。 自分を責めたっていい。 なんで私こんなダメなんだ…しっかり落ち込んで、失敗に向き合って、それから、対処する。

    • かなしい気持ち

      かなしい気持ちは、おくびょうもの。 意外と 奥に、かくれてる。 襖(ふすま)の陰(かげ)。 壷(つぼ)の奥(おく)。 心の、中の 中の いっちばん中。 ちっちゃくなって、だんご座りになって、 顔を隠して、静かに泣いてる。 「怒り」や「失望」にかくれて、 全然見えなくなってる。 たまーに、 完全に安心安全な場所を作ってあげて、 「今なら大丈夫だよ」 って、そっと手ですくってあげる。 そして、「大きな声で、泣いていいよ」って 囁いてあげる。 そうすると

      • 卒業

        山の登り方を教えようとしてくれた人がいた。 1つの道のりを示すのではなく、 山を登るための、どんな道具があるか、 どうやって道を見つけていくのか、 そんなことを。 最短経路が、最適な道とは限らない。 そんなことも。 大丈夫。 私は、私の道を歩いていく。 もう地図の見方はわかる。 地図が、雨風で汚れてぐしゃぐしゃになった時も、なんとかする。 踏ん張れる。 良いところで、杖を離しておかないと、杖なしで歩くのが不安になりすぎちゃうから。 山の途中で、別な道

        • 不登校・引きこもり児の姉だった私ー不登校児の兄弟も、トラウマになるくらいつらいー

          実は、私の妹が小学生の時、不登校の時期があった。 その後、妹は大学生でも休学、引きこもりの時期があった。のちに、心の病気の病名がついた。 妹が小学生の時には、私は中学生。 妹が大学生の時は、私は大学生〜社会人で、東京に出て暮らしていた。 同居の時期も別居の時期もあるものの、妹のしんどい時期を同じ家族として過ごしていたから、子どもの不登校や引きこもりが親に与えるしんどさは、しっかり伝わってきていた。 私の母親は、おそらく私には負担かけまいと思っていたので、そこまでつらさ

        ちょっと失敗したことがあって、頭に引っかかってる、見ないふりして気にしないこともできるけど、なんか片側が重い…、 そんな時は、がっつり落ち込む。 自分を責めたっていい。 なんで私こんなダメなんだ…しっかり落ち込んで、失敗に向き合って、それから、対処する。

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        • 読書記録
          3本

        記事

          子どもにかける見えない鎖。それは…

          最近、子どもに鎖をかけてるなって思う瞬間がある。 私にとっては、今、目の前の子どもが生きていくために必要な武器。 将来子どもを苦しめるための鎖じゃない。 でも、いつか鎖となるかもしれない。 受け取り方は子ども次第。わからない。 成長して、その武器がなくても生きていけると気づいた時、自分で鎖をゆるめることはできる。 その時、もし… その鎖が、親からの精一杯の愛情だったと気づけたら。 その鎖はもしかしたら、 花の首飾りに変わるかもしれない。 応援のタスキに変わるかもし

          子どもにかける見えない鎖。それは…

          目は口ほどにものを言う。 意識しなくても、誰かに何かを言われた時、いつまでも心に刺さって抜けないのは、その目つきだったりする。 子どもに伝える時、どんな目つきになってるかな。 自分で気づいてなくても、目つきに自分の感情が隠れていたりして、相手の方が感じていたりする。

          目は口ほどにものを言う。 意識しなくても、誰かに何かを言われた時、いつまでも心に刺さって抜けないのは、その目つきだったりする。 子どもに伝える時、どんな目つきになってるかな。 自分で気づいてなくても、目つきに自分の感情が隠れていたりして、相手の方が感じていたりする。

          だいじょうぶ

          本当につらいときは、蜘蛛の糸でもつかみます。 蜘蛛の糸が見えてるだけでもいい。 子どもがカマクラに閉じこもっちゃってるときは、外からノックするだけでいい。外の音を聞かせるだけで良い。 こじ開けちゃダメ。 その壁は、その子の心を守るための、大切な壁だから。 壁の外で音を聞かせて。 音が鳴り止んだときに、「どうしたんだろう」って、ふっと腰を挙げるから。 そのときに、そっと手を伸ばしてあげればいい。 「あなたは絶対復活する」「あなたの子どもは、絶対復活する」 その心が

          だいじょうぶ

          不登校のその先にあるもの 〜学校復帰=ハッピーエンド…ではない〜

          1.我が家の現在息子が不登校から学校復帰して、1ヶ月半が経とうとしている。 4月の始業式から今日まで、休んだのは2日。 不登校になった時は、「6時間授業の日がキツイんだよね」そう言っていた。 その当時は、6時間授業は週2回。 今は、6時間授業が週4回。 よく頑張っていると思う。 不登校の時は、こんな日が来るって想像つかなかったなぁ…。 でも。 「学校復帰=ハッピーエンド」…ではないのだ。 これは、作られた物語じゃないから。 人生は、不安定な地面を、ひとつひと

          不登校のその先にあるもの 〜学校復帰=ハッピーエンド…ではない〜

          (続き)親が、先生について否定的に発言することは、子どもが誰かを信頼する機会を奪っている気がして仕方がない。否定的に発言したとしても、それは親から見た先生の1側面でしかないことを伝えていきたい。それは、絶対的なものではないし、皆の正解ではない。個人的な意見です。

          (続き)親が、先生について否定的に発言することは、子どもが誰かを信頼する機会を奪っている気がして仕方がない。否定的に発言したとしても、それは親から見た先生の1側面でしかないことを伝えていきたい。それは、絶対的なものではないし、皆の正解ではない。個人的な意見です。

          親の心得。子どもの前で先生の人格を否定してはいけないと思う。親が先生に何かを感じるのは自由。でも、親が発した言葉は、子どもに影響を与えすぎる。親が否定的に捉えた先生を信頼してしまうことに、子どもは罪悪感を感じないだろうか。親が批判的に捉える先生に、何かを相談しようと思うだろうか。

          親の心得。子どもの前で先生の人格を否定してはいけないと思う。親が先生に何かを感じるのは自由。でも、親が発した言葉は、子どもに影響を与えすぎる。親が否定的に捉えた先生を信頼してしまうことに、子どもは罪悪感を感じないだろうか。親が批判的に捉える先生に、何かを相談しようと思うだろうか。

          言いすぎちゃうこと、ある。 正論だから、正しいからって、どこまでも責めていいなんてこと、ない。 謝ろう。言いすぎちゃって、ごめん。 そこから、安心と信頼関係がうまれる。

          言いすぎちゃうこと、ある。 正論だから、正しいからって、どこまでも責めていいなんてこと、ない。 謝ろう。言いすぎちゃって、ごめん。 そこから、安心と信頼関係がうまれる。

          私の声には世界を変える力がある

          声をあげて泣いても、気づいてもらえなかった 手を伸ばしても、抱き上げてもらえなかった そんな経験が積み重なると、「私が声をあげても、世界は何も変わらない」 と、思うようになる。 一度、その感覚を身につけてしまうと、大人になっても、同じ。 「自分の意見なんて、言っても意味がない」 「自分の意見なんて価値がない」 そんなふうに思ってしまう。 「小さなあなたの意見は、 私たちの気持ちを、行動を、 世界を変える力があるんだよ」 そう伝えていきたい。

          私の声には世界を変える力がある

          小学校の教科担任制について思うこと

          息子の小学校でも、教科担任制が少しずつ導入されてきて、「音楽」「社会」「書写」は担任ではない先生が授業を行なっているようだ。 そんな中で思ったことがあったので、書いておく。あくまで、私個人の勝手な気持ち。 教科担任制が当たり前の中学校。 中学2年の娘は、担任の先生との日報のやり取りで「つかれたよ」「テスト失敗した」等の弱音を吐き、先生に「そんな時もあるよね」「私もダメだ」などの共感や励ましをもらってた。 「疲れた」「しんどい」って吐き出せる、良い関係だと思った。 小

          小学校の教科担任制について思うこと

          【読書記録】令和型不登校対応クイックマニュアル

          最近、購入して読んだ本です。 「令和型不登校??」って思うかもしれないですが、我が子含む、私の身近な小学生の不登校の事例を見ても、令和型不登校というものは存在する気がしています。 第3部が「事例対応編」となっていますが、我が子の不登校対応として行なっていたものがいくつか載っていました。 本を読んでいたわけではないのですが、驚いたことに、我が子はここの事例対応として載っていることを順に行っていき、今、不登校からの復帰を果たしています。 生活リズムを整える→放課後登校を行

          【読書記録】令和型不登校対応クイックマニュアル

          子どもが自分のやり方で失敗する意義③ー親が得られる安心感ー

          子どもが、自分のやり方で失敗すると、どんな良いことがあるのか。 子どもが失敗することは、親にとってもいいことがあるよ。 という話。 親が自分の思う安全な道を歩ませようとすることは、絶対的に悪いことではないと私は思う・・・ということを、最初に書いておきます。 そこにも確実に親の愛はあるし、その中で失敗や成功体験を重ねて、自分の人生にしていく子もいると思うので。 1.親の思う安心な道を子どもに選択させた(もしくは、子どもが選択した)場合、親が得られる安心感は? ーこの道を進

          子どもが自分のやり方で失敗する意義③ー親が得られる安心感ー

          子どもが自分のやり方で失敗することの意義②ー子どもにとっての意義ー

          子どもが自分のやり方で失敗することの意義① では、安全基地を確保することが必要と書いた。 その上で、子どもが自分のやり方で失敗することの意義を、「子どもにとっての意義」「親にとっての意義」の2つの視点で書いていきたい。 子どもにとって、「自分のやり方で失敗することの意義」とは・・・ 失敗しない人生はない。 「失敗」は成功への道のりの1つでしかない、と捉えれるようになること。 自分のやり方で挑戦し、自分のやり方で失敗していく。 その失敗の中から、ちょっとした成功を見つ

          子どもが自分のやり方で失敗することの意義②ー子どもにとっての意義ー