【読書記録】令和型不登校対応クイックマニュアル
最近、購入して読んだ本です。
「令和型不登校??」って思うかもしれないですが、我が子含む、私の身近な小学生の不登校の事例を見ても、令和型不登校というものは存在する気がしています。
第3部が「事例対応編」となっていますが、我が子の不登校対応として行なっていたものがいくつか載っていました。
本を読んでいたわけではないのですが、驚いたことに、我が子はここの事例対応として載っていることを順に行っていき、今、不登校からの復帰を果たしています。
生活リズムを整える→放課後登校を行う(先生と母子で教室へ)→(先生と子だけで教室へ)→「訪問給食」→終業式出席。
特に、「訪問給食」は「別室で仲の良い数人の子と食べる」という形をとらせてもらっていましたが、その方法は「よく効果があったと報告される手段」「食事をとりながら会話を楽しむということには、魔法のような効果があります」と書かれてありました。
我が家の場合は、息子が「給食を食べに行くなら、仲良い子と食べるのがいい」とのことで、それを伝えさせてもらったのですが、先生からは「最初は仲の良い子だけでいいけど、少しずつメンバーを変えて、クラス内の他の子とも食べて欲しい」とのことでした。
私もそれはそうだよな…と納得したので、息子にも理解してもらうつもりでいました。
給食を食べられるようになれば学校に行けるから…と意図して決めたわけではありません。
私と息子は、一緒に「登校チャレンジ」をしていて、放課後登校の次の段階として、「どの時間なら行けそうか。どんな状況が行きやすいか」を色々とシュミレーションした中で、息子自身が「これなら出来るかも」と思ったのが、「仲の良い友達と、別室で給食を食べる」ということだったのです。
色々な人に相談したり、色々な本を読んだりして、選択肢を増やし、その中で選び取った手段が、まさにこの本に効果的なこととして書かれていたのが、驚きでした。
他にも、この本に書かれていた「効果的な手法」を知らず知らずのうちに実践していた我が家ですが、それは、また…。