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人が「成長」を求める理由【生きる技法】

こんにちは、らるです。

「成長」…できることなら
したいものですよね。

ですが、そもそも
なぜ、人は「成長」を求めるのでしょうか

また、身体も、知能も
成長しづらいような年齢になってしまったあとでも
成長はできるのでしょうか?

今日はそういった話をしていきます。


成長するのは「安心」のため

【命題14-1】★人は、成長すると、安心する

P171

人は、昨日より今日、生きる力が
増大していれば安心します。

この感覚は、個人的には
何となくわかる気がしています。

これは、逆もセットで考えると
より分かりやすい
かもしれません。

【命題14-2】★人は、衰退すると、不安になる

P171

例えば、わかりやすく
テストの点数で考えてみましょう。

たとえば、ここにテストの点数が
50点のAさん
70点のBさんがいます。

どちらの方が良い点数か…と
言われたら、それはもちろん
70点のBさんですよね。

どちらの方が
気持ちとして安心しているか…

と考えてみても
点数が高いBさんの方が
安心しているんじゃないか

…と思うでしょう。


しかし、ここで
前々回、前回のテストの話を
加えてみるとどうでしょう。

Aさんは、
前々回のテストが30点、
前回のテストが40点
今回のテストが50点でした

逆にBさんは
前々回のテストが90点
前回のテストが80点
今回のテストが70点でした

Aさんは回を重ねるごとに
点数が伸びていて
きっと、気持ちもいい
状態でしょう。
少なくとも不安には
思っていないはずです。

一方、今の点数が高いBさんは
回を重ねるごとに点数が
落ちていて、
きっと不安になって
います


昨日の自分と比べて、今日の自分がどうなっているか
ということ…すなわち
成長しているか否か、ということが
心の安定に影響している
 というわけです。

成長を続けることは
心を安定させてくれるんです


今回、例として
テストの点数を挙げましたが

「もう、知能が伸びるような
歳でもないよ…」
という方もいると思います。

そんな方にも
成長する方法はあるんです。

成長を「生きる力の増大」と
考えてみれば
何も、成長を「自分だけ」の
問題と考えなくていい
わけです。

カギにになるのは
「友だち」
です。

たとえ、身体や知能が成長しなかったとしても。成長を続けることは可能です。それは、自分が頼れる「友だち」を作ることです。困難に直面したときに助けてくれる友達が一人増えればそれは、生きる力の増大になります。たとえ友だちの数が増えなかったとしても、友だちとの関係を密接にすれば、同じ効果があります。そればかりか、自分の二人の互いに知り合っていない友だち同士の関係を繋いであげれば、自分を中心とする二辺が、三角形を形成することになって、その新しい絆が、間接的に自分の生きる力を増大させてくれます。

P170

生きる力を増大させる=成長するには

・友だちを作る
・友だちとの関係を深める
・友だち同士をつなぐ

といった方法もあるわけです。

自分を中心とした群れを育てることは
あなた自身の生きる力の増大…
すなわち成長につながるんです


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