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化粧品の中身、実はたったの○○円!?価値観が変わる!?『原価』の話【眠れなくなるほど面白い 図解 経済の話】

Kindle Unlimitedで面白い本を
見つけたので紹介します。

経済の話というと
ざっくりしていますが

ものを買う時の人の心理の話から

保険屋、不動産屋が儲かってる理由

消費税率が上がる理由…などなど


といった
何となく気になる疑問の詰め合わせ本
です。

図解で分かりやすく解説されており
1項目見開き2ページで
まとまっている
ので
気になる項目だけ拾い読みするにも
適した本
です。

今日はその中で、個人的に面白かった
化粧品の原価の話を取り上げます。

 化粧品の原価が激安なのは業界のマル秘常識です。基礎化粧品の原料は水と油だからです。
 水と油を混ぜ合わせる合成界面活性剤の他に、色素、香料、防腐剤が入り、さらに特殊成分がちょっぴり入ります。
(中略)
1g50円程度のヒアルロン酸をわずか0.1cc入れれば湿潤効果満点となり、原料費は5円ですみます。
(中略)
容器代や箱代のほうが高いのです。こちらに50円~100円かかります。化粧品は内容物よりも容器代や箱代が高い不思議な商品なのです。

Kindle位置No.25

化粧水は、中身が5円
(乳液2~3円、クリーム5~20円
 口紅5~10円、ファンデーション20~30円)
容器・箱が50~100円

トータルの原価は約100円です。

もし、1000円で売れば原価率は10%
10000円なら1%
です。

例えば、
ハンバーガーの原価率が約48%
(Kindle位置No.33より)
飲料水ですら15%ということを考えると
(Kindle位置No.35 より
 売価100円として推定)

恐ろしく儲かる商品である
言えるでしょう。

なぜ、こんなに高額でも
売れてしまうのか
…それは

化粧品は夢を売るものゆえに高価格品ほど効果があると錯覚してくれます。

Kindle位置No.25 

値段が高い=効果が高い
というイメージ
があるからです。

美味しい商材なので
新規参入メーカーは後を絶ちません…が
そこは「イメージ」が強い業界
大手の広告戦略が強烈で
なかなか新規参入業者は
生き残れないようです。

消費者の『夢』が崩れない限り
化粧品の儲かる商品としての
地位は揺るがない
のでしょう…。

普段買っているものの『原価』に
興味を向けてみると
『何に』お金がかかっているのかが
見えてきて、面白いかもしれませんね。

最後まで読んでいただき
ありがとうございました!

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毎日更新していきますので、
今後とも宜しくお願いします!





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