![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/115870170/rectangle_large_type_2_d6925a52649e1b2562418e88ef66655b.png?width=800)
Photo by
golchiki
企業の目的はただ一つ。○○である。【マネジメント】
企業の目的…というと
お金、利益だろう…と
直感的には思いがちですが
『企業の目的は
「利益」であってはならない』
という話を、前回してきました。
もちろん、利益が不要という話ではなくて
利益は企業が社会に存続していくための
条件の一つであり
また、経営のためのコストとして必要です。
ただ、それが「目的」ではない
という話でした。
では、「企業の目的」とは
なんなのでしょうか?
顧客を創造すること
企業の目的はただ一つで
顧客を創造することだ
と、ドラッカーは言います。
顧客の創造…なんて言われると
わかるような、イマイチぴんとこないような…
と、いう感じがしてしまいますね。
もう少し説明すると…
顧客の創造とは、お客に求められているものを創造すること。すなわち、お客の潜在意識のなかには需要があるのにまだ商品やサービスとして形になっていないものを提供すること──を意味します。
お客に求められているものを創造する
これはつまり
「今の時点では求めていない」けど
「本当は需要があるもの」を創る
ということです。
ニーズが出てくるものを
創り続けるのが企業だ
ということですね。
そうなると、ただ単に
「今まで通りモノを作り続ける」のは
目的とは言えない
ということになります。
未来を考えて
仕事をし続けるのが必須である
とも言えるでしょう。
先日、未来創造の方法…なんて
話もしましたが
未来を考えることが求められていたのは
今だから…というわけではなくて
ドラッカーがマネジメントを書いた
半世紀前も同じだった
ということなんですね。
改めて、
「私は未来とか考えるの苦手だから…」
なんて、言ってられないなぁ…と
強く感じました。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?