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”普通”というのは、今いる場での”普通”でしかない【イベントバーの感想】

これまで「普通」に生きてきたつもりでした。
らるです。

先日、知り合いの漫画家さんのお誘いで
イベントバーに遊びに行きました。

そこで、改めて

「普通」というのは、
今いる場での普通でしかないんだ

ということを感じました。


私自身は

公立の小学校、中学校
都立の高校
国立の大学に通い

上場企業で月~金の
朝から夕方まで働く…

そんな「普通」の生き方を
してきました。

毎朝同じ時間に起きて
同じ時間に出勤する…

それが普通だと思っていましたし
特に違和感を感じることもなく
生きてきました。


ですが、ここ数年、その認識は
少しずつ変わってきました。

ある読書サークルに参加するようになり
いわゆる「普通の会社員」ではない生き方を
している人がたくさんいることを知って

「どうも、私の思ってる「普通」って
 どこでも通じるわけじゃなさそうだぞ…」

ということを知りました。


そして、先日遊びに行ったイベントバーでは

周りを見渡すと
私以外ほとんどが自営
(小説家さんとか、漫画家さんとか、
声優さんとか…)
の方で
「朝決まった時間に起きるとかムリ…」
というタイプの方でした。


その場では間違いなく
『私(=会社員)の方が普通じゃない』状態
でした。

直感的に
「私だけ、何も特別なものがないな…」と
劣等感を抱いてしまいましたが

ただ、よく考えてみれば
毎朝同じ時間に起きて働くのを続けられる…
というのも、皆ができることではありません
ある意味、特別なことです。

私は私で、ちゃんとできることで
稼いでいます。

劣等感を持つ必要は無かったわけですね。


この話から言いたいことは

「自分は「普通」のことすらできないじゃん…」
なんて、自分を卑下することはない

ということです。

私は採用担当なので、就活生向けに
書くとすると

周りの就活生の「普通」…

・業界研究ばっちり
・ESの作りこみもばっちり
・面接練習ばっちり
・すでに内定持ってる

…みたいな状態を見て
「私、ダメじゃん」
「周りの普通に追いつけてないじゃん」

こんな風に思う必要はない、ということです。

もちろん、「企業に就職する」という観点では
そうした「普通」にできている人の方が
有利なのは間違いありません。

ただ、その「普通」で「企業に就職する」以外の
生き方をしている人も
世の中を見てみると沢山いる
わけです。


就活をしていて
「この「普通」は私には無理!」と
思われている方は、
それ以外の選択肢も検討してみると
いいかもしれません。

検討する際には
実際に、そういう「普通」でない
生き方をしている人に話を聞いてみるのが
いいと思います。

変わったつながりを作るなら
ネットのコミュニティに入ってみるのも
いいですし、

イベントバーに遊びに行ってみるのも
一つの手かもしれません。

普段の自分の「普通」の外の世界が
あることを、知ってみる

すると、世界が広がり
選択肢が広がります。

その上で選ぶ進路は
きっと、より納得のいくものになるでしょう。



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