こんにちは、らるです。
肩が凝る…という言葉
私たちはよく耳にしますよね。
ですが実は、
「肩が凝る」のは日本人だけ
なんです。
これは一体どういうことなのか
面白い話だったので
紹介します。
「肩が凝る」のは日本人だけ
というのは
正確に言えば、日本以外では
「肩が凝る」という表現をしない
ということなんです。
英語では、
同じ姿勢で長いあいだ作業をしたときの
背中から首筋にかけての筋肉が
硬直して痛むことを
I have a pain on the back.
≒「背中が痛む」
と表現するわけです。
面白いですよね。
人間の身体には
本当は同じことが起こっているはずなのに
日本語を使う人は「肩が凝る」し
英語を使う人は「背中が痛む」と
感じているわけです。
私たちのものの見方は「縛られて」いる
この「言葉」の話から分かるのは
「同じこと」でも
社会が違えば「違う表現」をする…すなわち
「違うように感じている」ということです。
私たちの、ものの見方というのは
実はかなりの部分、
自分が属する「時代」「地域」「社会集団」に
左右されてしまっている…んです。
これを掘り下げたのが「構造主義」なんです。
あなたにとっての世界の見え方は
実は、あなたが思っているほど
自由ではないんです
時代、地域、社会集団に
無意識のうちに縛られています。
ですから…
「私には、他の人よりも正しく世界が見えている」
…という思いがあったとしても
そこは一度、冷静になって
他の視点を考える必要があるということです。