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選択肢が沢山ある=自由…ではない!【生きる技法】

こんにちは、らるです。

先日、こちらの本から
お金は信頼関係作りに使おう!
という話をしました。

https://note.com/raru3105/n/n6d91350bb37a

きっと、こう思う人も居ると思います


「お金は、自分が自由になるために使うんだ」
「お金が沢山あれば、私は自由になれる」

確かに、お金があれば
人生で取れる選択肢が増えます。

いい家に住めるでしょうし
いい服が買えるでしょうし
いろんな所に旅行に行けるでしょう

ですが、選択肢がいくら増えても
実は、自由にはならないんです


選択肢は、常に、無数にある

【命題6-3】★人生には常に無数の選択肢がある

P108

【命題6-4】★無数の選択肢の中から、正しい選択をすることなど、原理的に不可能である

P108

これは、少し考えてみると
分かると思います。

分かりやすいのは進路選択でしょう。

例えば、就職活動で
会社選びをする
とします。

給料で選ぶか
業界で選ぶか
仕事内容で選ぶか
働く場所で選ぶか
社員と会って選ぶか
人事の人の雰囲気で選ぶか
面接官の雰囲気で選ぶか…などなど

選ぶ軸が無数にありますし

入った後にどうなるかについても

業界が縮小するかも
会社が不祥事を起こすかも
自分が仕事についていけないかも
上司に恵まれないかも
同僚に恵まれないかも
社宅が自分には合わないかも

幾らでも考えることが出てきます。

つまり、私たちの前には
選択肢が常に沢山あるし
どれが正しいか判断がつかない

という状態なわけです。

そう考えると
お金が増えて、
取れる選択肢が増えたところで
自分にとっていい方向になるかは
わからない…
ということです。


本書の中では、自由は
こう定義されます。

【命題6-10】★自由とは、思い通りの方向に成長することである

P113

著者は、この自由を
植物の成長のイメージと同じだと言います。

その植物に適合する条件を与えれば、種はやがて芽を出して、すくすくと成長するでしょう。そうやって伸び伸びと育つということが「自由」だと考えればよいと思います。

P112

私はこの文章を見たとき
「子供」を思い起こしました。

皆さんの中にも
「いつ、あなたが自由だったか」という
問いを投げかけられた時
「子供のころ」と答える人が
いると思います。

私自身はそうです。

のびのびと、自分のやりたいようにやって
成長していく…というのは
まさに、子供のようなものだ
、と思います。

選択肢が増えることが大切なのではなく
自分のやりたいように
伸びたい方向に伸びていくこと

これが自由なんです。

ですから、お金ばかりが沢山あっても
意味は無い
わけです。


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