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野生の思考 まとめ

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レヴィ・ストロースさんの野生の思考についての記事まとめです。
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記事一覧

理解はいつも○○からはじまる【ショーペンハウアー 著作と文体】

こんにちは、らるです。 今日は「理解」について ショーペンハウアーさんの記述をもとに 考え…

らる
3年前
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「呪い」を解く方法! 私の「呪い」体験談

これまで、 『野生の思考』を読んできました。 この本の主題は 当時、西洋で根深かった 「未…

らる
3年前
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「野生の思考」≒「情報検索」!? 『野生の思考』第9章 歴史と弁証法

一見すると、 何の関連もないように見える 「野生の思考」と「情報検索」だが それらは共通の…

らる
3年前
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実は私たちも持っている!『野生』の力。 『野生の思考』第八章 再び見出された時

この本全体を通して 訴えられてきた一つのメッセージ 皆が『未開』だと言う人たちは 決して『…

らる
4年前
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「個人名」の価値って?『野生の思考』第7章より

『野生の思考』第7章より 「固有の名前の価値は低い」 という話をとりあげる。 … 第7章…

らる
4年前
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『個人の名前』も『分類』の一部なんですよ 『野生の思考』第6章より

『野生の思考』第6章 普遍化と特殊化 この章では 前章までで述べられた 『世界の構造』に 疑…

らる
4年前
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作ってみよう!「概念の道具」!『野生の思考』第5章より

文章を読んでいて 分かったような?わからないような? そんな時は 『お絵かき』に限る。 絵に書くと、心の中の 「なんとなく」が形になる 何がわからないのかが 目に見えてくる というわけで 今日は「概念の道具」作りを お絵かきしてみる。 … 『野生の思考』P177~P178に ちょっと面白いことが書いてある 「概念の道具」についてだ。 レヴィ・ストロース先生が 珍しく分かりやすいたとえ話を してくれている 「概念の道具」とは 金属刃を縦横に組み合わせてできて

「種」は「分類」に最適のツール!『野生の思考』第5章より

『野生の思考』第5章は 『範疇、元素、種、数』です。 この章の中で 「種」が分類時に 好ま…

らる
4年前
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「事実」を「体系」を使って「記号」にするとは? 『野生の思考』第4章より

昨日のnoteの最後 『野生の思考』第4章の結論を 再度引用します。 構成単位を用いて 「体系」…

らる
4年前
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トーテムもカーストも似たようなものだ 『野生の思考』第4章より

『野生の思考』 第4章 トーテムとカースト その内容を一言で言うと  これです。 今に生き…

らる
4年前
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「自然」は人間が「作る」ものだ! 『野生の思考』第3章より

「自然」と「人間」の関係って どんな風にイメージしていますか? 「自然」の作る条件の中で …

らる
4年前
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サルトル VS レヴィ・ストロース その2 西洋歴史観への批判

こんにちは、らるです。 昨日に引き続き、 『史上最強の哲学入門』から サルトル VS レヴィ…

らる
4年前
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サルトル VS レヴィ・ストロース その1 サルトルがウケた理由

こんにちは、らるです。 『野生の思考』を読む上で外せないのが 著者レヴィ・ストロースの …

らる
4年前
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「分類」は自由だ! 『野生の思考』第二章より

こんにちは!らるです! 前回、「大半興味ない!」と 言い切ってしまった『野生の思考』… 5280円もした本ですので 各章1個ずつ位は 何か使えるもの、面白いものを 拾っていきたい… と、言うわけで 今日は、第2章 トーテム的分類の論理 から 拾っていきます。 ・「分類」は自由だ1章では「直感」の話を拾いました。 直感的に「分ける」ことの価値は高い という話でした。 これとこれ、同じじゃないか? これとこれ、違うんじゃないか? こんな分け方があるんじゃないか?