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東京から福井県に移住、その前に結婚した

こんにちは。ちゃんと日記を書くのは久しぶりな気がする。
ここに書くことといえば、私の恥ずかしい恋愛話が多かったのですが、
ほとんど全て整理しました。
でも私にとって必要だった経験たちなので忘れてしまわないように全て下書きに入れました。
今となっては大切な思い出ではないけれど、大切だったことを忘れてしまうのは悲しい。

タイトルにある通り、移住と結婚をほぼ同時に行いました。
めちゃくちゃ忙しかった。
私はほぼ毎日働きながらだったので、手続きはネットでやったり夫に頼んだりしながら進めました。
あんなに頭がぐちゃぐちゃな日々はちょっともう当分いいです。
でも一気に全て、本当に全て、名前から住所から、何から何まで全部変わったので、人生第二章な気分。
久々に達成感を感じた。
人生第一章終わり。

私の人生がここで切り替わったとすると、第一章の終わりは、本当に総集編という感じ、大掃除という感じだった。
全部片付けた。まだ片付けっぱなしの問題もあるけど。
普通に生きていく方法がわからなくて模索しまくって、いっぱい失敗して、形としては何も残らなかった。まあそれも、まあ、いい経験ということにしておく。
いつか傷も癒えて、汚いことは忘れて、笑える過去にはできないだろうけど思い出すことのない日々を過ごせればいい。
東京での二年間は特殊、異常、そんな感じだった。
大切な思い出はごく僅か、でもかなり濃い。
行って良かったし、出て良かった。

3月後半に事件があった。
私としては、もうこれは全て終わりだ、というような事件だった。
別れて、東京から出て、行方をくらまそうか、なんて考えたり、
とにかく頭と心臓がバクバクするような時間を3日くらい過ごした。
ところが私はなんでだか、彼を受け入れ、地方移住を提案した。
もちろん一緒に。
愛おしく、大切、それは当たり前で、でもそれでも許せないことがあって、
でも私は一緒にいることを決めた。
なんでそうしたのかわからない。
今までだったら、どれだけ好きでもプライドが勝ち、一瞬で別れていたと思う。
好きとかのレベルの話ではなくなっていたのだろう。
それから数日後、ぬるっと結婚することにした。

派手なプロポーズとか興味ないし、サプライズも苦手だ。
だからゆるく結婚するんだろうな、とは思っていたが、本当にゆるかった。
友人交えて彼と飲みに行った後、彼はかなり酔っていた。
私はそんな彼を見てしっかりしなきゃと酔いと戦っていた。
お店から出てすぐ、歌舞伎町のど真ん中の居酒屋の前で彼は酔って抱きついてきた。
歌舞伎町なんてそんなことしていても全く目立たない。なんならみんなハグしてる。だが私は恥ずかしくて、でも嬉しくて、結婚したいと思った。
酔ってたのだろう。意味がわからない思考回路だ。
帰ってお菓子を食べて眠る頃にはお互い酔いも覚めていた。
なんで結婚しないんだっけ?と私が聞いたと思う。
彼は、だって俺がもっとちゃんとしないと、なんとか、ゴニョゴニョ、という感じだった。
そんなの私はどうでもいいから結婚しよう、と言った。
そして直近のなんか縁起が良さそうな一粒万倍日に入籍した。

彼も私も本当に社会不適合者だった。
今でも全然適合はできていないのかもしれないけど、2人でいれば補えることが多い。
私の不得意な部分は彼の得意分野で、彼の不得意な分野は私の得意分野。
料理だと、私はマルチタスクが得意なのでたくさんの料理を同時に作れる。
でも目分量だったり、大雑把な部分が多く、失敗もよくする。
彼はマルチタスクが苦手で時間もかかるし何品も作れないが、絶対美味しいものを作る。
私は彼が作った卵かけご飯で涙を流し、美味しすぎると叫んだことがある。
あの卵かけご飯は『夫婦喧嘩も即終了!奇跡のTKG』と名付けたい。
彼が食べようとして作ったものを、一口だけと言いながら全部平らげてしまった。
そんな感じでチグハグな2人のようでうまくやっている。
喧嘩も多いけど。

それから、移住の話。
これはこれからちょこちょこ書いていこうと思う。
私たちには地方での暮らしが本当に合っている。
移住してから髪もツヤツヤ、早寝早起き、体もスッキリ、な感じだ。
嘘だと思うくらいに調子がいい。
都会には向き不向きがあるもんだな。逆も然りだけど。

ではまた書きます。
いつもまとまりのない文章ですね。

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