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語学学習の「その先」をつくる!中国語学習サービス「MinituQ」をはじめました

はじめまして。
本気で中国語を身につけたい方に向けたパーソナルトレーニングサービス「MinituQ(ミニツク)」を運営している きょつ です。

Xでは「ららなな中国語」を運営しており、中国語に慣れ親しんでもらうための投稿をしています。

2000名を超える方にフォローいただき(2024年1月現在)、多くの方と中国語学習を通してコミュニケーションを取る機会がありました。

そして、今回、数年前から構想・試行をしていた「MinituQ」を本格的に始めました。

「MinituQ」とは


「MinituQ」は「中国語をビジネスの場で活かしたい」など、本気で語学習得を目指している方に向けて伴走するサービスです。

個人の目標や特徴に合わせて、学習プランづくりやメンタリングを行い、効率的・継続的に語学スキルが定着するサポートを行っています。

語学学習と聞くと、先生とグループ形式、もしくは1on1で授業を受けるイメージを持つ方が多いのではないでしょうか。
そうではなく、MinituQでは学習者と1on1で向き合い、その方の目標や特徴に合った学習カリキュラムの作成や日々の学習サポートを行っています。

なぜ、本気で向き合うことにこだわるのか。
それは、私自身が語学学習やキャリアで挫折した経験をもっていること、そして伴走で人が変わることを知っているからです。

どのような経験を経て、このサービスを生み出したのか。
サービスを通してどのようなことを叶えたいのか。

そんな思いを伝えたく、私の自己紹介も兼ねてnoteを始めることにしました。


日本と中国を往復。異文化の間で見えた「どのように生きるのか」


私は中国の新疆ウイグル自治区に生まれ、4歳の頃に父親の留学がきっかけで日本へ移住をしました。

出典:O-DAN

日本での生活が長くなるにつれ、日本語でコミュニケーションを取ることが当たり前になっていく中で、

「せっかく身につけた中国語が話せなくなってしまう」と、教育熱心な母親は不安を感じ始めました。

そこで、私と弟を連れて2年間北京に語学留学へ行くことに。それが、小学校高学年の時でした。

出典:O-DAN

留学の効果は抜群。
中国語の読み書きはネイティブレベルに戻せました。

ところが、日本に戻ると文化の違いに戸惑う機会が増えてしまいました。
中国では、自分の意見を発して議論をすることが当たり前です。

一方、日本では「空気を読む」ことが好まれます。
中国での生活に慣れていた私には、「周りが感じているであろうことを察して発言、協調する」ような言動を取ることが苦手でした。

それでも、日本で生活は続けたい。どうすれば上手くコミュニケーションが取れるのか悩んだ時期もありました。

自分なりに人間関係やコミュニケーションに関する書籍を読み漁り、好まれる人物像を設定し、実践してみたこともあります。

言葉だけではなく、その国の大切にしているコミュニケーション方法や空気感、ひいては文化の中で、どのように自分は生きていくのか?
そんなことを学んだ気がします。

そして、高校生になったとき。

ぼんやりと描いていた「語学を活かした仕事がしたい」。

そんな夢を叶えるために、人生2度目の中国留学を決意します。
祖母の実家がある海南島の高校の寮に住み込み、現地の学生と一緒に勉強に励みました。

出典:O-DAN

そして、晴れて第一志望の東京外国語大学中国語学科に入学することができました。

ファーストキャリアで挫折して見えた、私だからできること


出典:O-DAN


そして、社会人になり、中国語を活かせるグローバル企業へ入社。

配属された部署では、正確にマニュアルをこなすことが求められる環境でした。
「こうすれば業務は効率化するのに」と思っても、意見は通しにくく、おまけに緻密な作業が苦手な私はミスを連発。

次第に、自分が働き続ける理由がどうしても見つけられなくなり、約1年で退職しました。

「特徴に合わない環境では、本心から納得して頑張り続けることはできない」と強く感じました。

「次のキャリアは、私ならではの特徴を活かして働いてみたい」

強く心に誓った私は、1社目とは社風が180度異なり、裁量権を持って働ける大手人材会社へ転職しました。

そこでは顧客が気づいていない魅力や強みを一緒に見つけて言語化し、それを基に採用すべき人材の要件定義を行う仕事をしており、やりがいを感じていました。

また、対峙する人事や経営者と共にチームで頑張ることで、採用成功という目標へ継続的に向き合えると気づきました。

出典:O-DAN

「人が伴走する価値を、得意な中国語でも活かせないだろうか」

次第に、好きなことを昇華して、自分ならではのサービスを生み出すことに興味を持ちはじめました。

大手企業で働き続けていた方が、きっと経済的にも社会的にも安心できることは多いけれども、2021年12月、私は約4年間勤務した会社を卒業し、次のキャリアへ進むことを決意します。

根底にあるのは『「本気」の人に伴走をしたい』


退職後は、複数の企業で経営企画や人事業務を担いながら、MinituQのサービスを構想していました。

以前も、中国語の授業を複業として行っていましたが、上達の実感を得にくく、単発授業の形式に限界を感じていました。

資格試験の合格や中国での駐在を目指す方にとっては、もっと深い学習の時間が必要です。

とはいえ、一人で中国語に向き合っても、継続できず、挫折することもあるでしょう。
また、今は簡単に無料で語学情報を手に入れられる時代ですが、それで流暢に話せるようになる人はごくわずかなのではないでしょうか。

だからこそ、人が介在して、学習を継続できるように伴走することに価値があると感じ、中国語のパーソナルトレーニングサービスを始めることにしました。

出典:O-DAN

MinituQでは、学習の目標設定を無理に行うことはなく、マニュアルもありません。

目標はその人自身の中にあるので、「目指す姿」を一緒に言語化することから始めます。そして、その人の特徴に合わせた学習カリキュラムやスケジュールをつくり、継続的に学習できるように伴走します。

実際に、2023年6月からモニターの方々へサービスを開始しました。

日々の学習状況をZoomやLINEで確認し、アドバイスを行っています。


結果、ゼロから3ヶ月でHSK5級に合格。さらに、「中国語のメディアを読解できるようになり、所属する会社の商品企画に活かすことができた」と嬉しい言葉をもらいました。

また、中国語学習を通じて、他文化への理解を深められたことで、新サービスをつくられた方も。

学習に伴走することで、予想以上に大きな価値が出せると実感しています。

語学学習を通して、さまざまな「越境」経験を提供したい


出典:O-DAN


「中国語を話せるようになり、ビジネスの場で交渉ができるようになった」「目標としていたHSK●級に合格した」

どれも素晴らしい成果です。
けれども、私はその目標達成の「さらに先」を、ご一緒に楽しみながら、つくっていきたいと思っています。

言語の可能性はそこ知れない。
「異なる文化や価値観を体験し、まだ見ぬ世界を知って楽しむ」、そんな「越境」ができるツールだと思っています。

例えば私の出身地のウイグル自治区は、あまり知られていませんが、実は美しい風景に溢れた観光地だったりします。これは、日本語のニュースだけではなく自分の目で、耳で確かめないと出逢えない情報です。

出典:O-DAN

言語を知ることで、異なる国の価値観や考えの違いを肌で感じられ、理解でき、他者にも優しくなれる。そして、自分の認識している世界が広がると信じています。

中国語をもっと上達させたい方、今の勉強方法に悩みを感じている方。
しっかりとお話をヒアリングした上で、どのような伴走ができるのか一緒に考えられればと思います。

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