黒い感情と向き合う #week 35
こんばんは。
あっという間にnoteを書くための日曜の夜がやってきました。
毎日が本当にあっという間です(って毎週書いてる?)
後輩へのイライラから自分の傷に気づく
今、新卒2年目の後輩と仕事をしているんだけど、ちょっと言い方がムカつくなあと思うことが多々あった。
バイアスがかかっちゃいそうだし、うまく表現するのが難しいけど、とにかく意見をズバズバ言う。
外資コンサルにおいて自分の意見を持つことは重要だし、コンサルとしての基本的なお作法はできていて優秀だと思うけど(基本ができないヤバい奴が中身のない意見をドヤ顔で意見を言ってる系とは違う)、いろいろ言い方がうざいと感じてしまう。
ちょっとわかっていないな、ってことがあるとここぞとばかりに攻めたくなってしまったり、「Analystのお前の意見なんか聞いてないよ、さっさと作業しろよ」って思ってしまうことが続いていた。
(ちなみに彼女は私の前でだけ態度が悪いとかではなくて、他の人がいてもはっきり意見します。)
今までご一緒した後輩に対しては、たとえ後輩が呼ばれていない会議でも私が追加招集してきて貰ったりして、できるだけたくさん巻き込んできたんだけど、彼女に至ってはできるだけ私の案件から遠ざけたい気持ちになってしまう。
もはや「私大丈夫なんで、他案件を手伝って貰っていいですよ」と上司に言おうかなと思ってしまうレベル。
(実際に今忙しいのは、クライアントのキーパーソンの意思決定に四苦八苦しているからでマンパワーが足りないからではないし・・・)
こういう、「だんだん外していきたいな〜」っていう気持ちと、「今まで下を巻き込んでプロジェクトを遂行することを褒められてきたのにその評価を崩したくない!」って言う気持ちでせめぎ合ってた。
あと、どこかで、自分の黒い感情に対する後ろめたい気持ちもあった。
排除しようとしている自分が幼くも感じた。
このモヤモヤをなんとかしたくて、自分の気持ちに向き合ってみようと、久しぶりにノートを手に取った。
まず、私も流石に成長したのか、正直今の段階で彼女の存在が脅威というわけではない。優秀だとは思うけど、私の存在が脅かされることを心配しているわけではない。
クライアントからも、上司からも私の方が信頼されている。
(幸い、直属の上司が、私と仕事の進め方、物事の捉え方が似ていてすごくやりやすい。)
彼女のことが、ただただうざいのだ。
そんなとき、ふと、父のことを思い出した。
私は今まで何度も、父に意見しようとしてきて、
「うるさい黙れ」
「お前の意見なんて聞いていない」
「生意気な」
と言われてきた。
(自分の考えを必死で訴えるような真剣な場面でももちろん、日常会話で何気なく父と違う意見を言ったら逆鱗に触れたようでいきなり怒鳴られてびっくりしたこともある。
母や妹の「あ〜あ、パパ怒らせちゃって」みたいな視線もまた辛かった。)
まさに、私が今、彼女に抱いている感情と同じすぎてびっくりした。
私が彼女にイライラしているのは、自分の心の何かに触れているんだなと思った。
話を聞いてもらえなかった悲しみ、母や妹の前でこれみよがしに怒られたはずかしさ、とか。
・・・と思っていたら、ふとみた動画でも関連することを言っていた。
人にイライラしてしまうのは、相手に自分の中の嫌なものを見てしまうからだそう。
人にイライラするときは、自分の心の中にある何かが発動しているらしい。
「それはやってはいけないよ」、「そういうことしたらダメだよ」、「痛みが戻ってくるよ」、とジャッジメントをしている状態だそうだ。
今回の私の場合は、彼女の態度から、父に話を聞いてもらえなかった悲しみや、恥ずかしさという痛みを刺激されてイライラしているのだと思った。
あと、同時に、「父からされて嫌だったことを人にしてしまう」という自分の嫌な部分を見ている気がする。
流石に後輩に怒鳴りはしないけど、心の中で悪態ついているし、若干態度にも出ているかもしれない。
(私、これ以外にも、大嫌いな父にされたことと同じようなことを他人にしていることがあって、何度も後悔したことがある。ずっとずっと、そんな自分が嫌いで責めてきた。)
これは、心理学的にいう投影というもので、以前にも聞いたことがある。
こうやって実体験で学んだことを血肉化して、忘れたころにまた思い出して、「ズレては戻す」を繰り返していくんだな。
一見ネガティブな出来事も、ちゃんと向き合うと気づきがあるなとジーン。
明日は天赦日、自分を赦してあげようと思う。
彼女に対する思いがどう変わるか楽しみだな。
幸せな時間
Weekly日記として楽しいことも記録しておきたいなと思う。
実は今週の平日の一日、仕事を半日休んで映画にショッピング、お茶と楽しみました。
気のおけない人と過ごす時間は、本当にあっという間でしあわせ!
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