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私が旅人になるまでのハナシ

実は私
ひとり旅とか行けないでしょって
周りに
弱い女の子認定されてたタイプ。

当時は本当に笑っちゃうくらい
ぼろぼろで。

18歳で観光業界に就職して
元彼氏が
同じ会社で7個上の路線バス運転手。

当時の彼の熱烈なアピールに
社会人1年目なのに!

ってガードしてた心が折れて
お付き合いスタート。

自分で言うのも変ですが
当時はめちゃくちゃモテまして…

その中でアタック凄かったのが当時の彼。
風邪を引けば
生活していた寮に菓子折り届いたり
手袋とか靴下とか物で釣る作戦。
(全然響かず…笑)

次に職場のバス停まで
迎えに来る作戦。
わたしはスルー。

極め付けは
東京ドームホテルのディナー。
これは付き合った後に聞いたハナシ。

一対一だと嫌がるだろうから
って同期に頼み込んで
嫌々行ったディナーは同期を巻き込んだ
策略の一つだったそうで。

ちなみに!!
全然ドキドキしなかった。笑

同期と一緒なら!って
仕事帰りの彼のバスに乗って
自宅近くのバス停まで送ってもらった事も
あった。

最後まで押しに押されて
押し負けして付き合った人。

なんだかんだで3年以上は付き合ったし
ちゃんと好きになれた。

年下だから。と、

とにかく
あの手この手で尽くしてもらって。
私はめちゃくちゃ調子のってた。

身体的な疲労と
好きなとこ行く時間が取れなくて
頑張っていた観光のお仕事を退職。

その後は
家庭の事は私が。
外で彼が働いて。
みたいな日々もあった

外食時のお会計も全部
生活費も家賃も彼のお財布から。

すごく至り尽くせりで
愛されてる実感もあったし
当時のわたしはめちゃ天狗だったと思う。

その結果出来上がりましたのが

依存女子。

彼と付き合ってた19歳から23歳くらいまでは
彼氏依存だったと思う!

土日は必ず彼と一緒にいたし
仕事といってもアルバイトで
決まった友達としか遊んでなかった。

とにかく
彼氏→家→仕事の
トライアングルの日々を
繰り返してました。

当時の私に言ってやりたいのは

もっと楽しい世界があるのに
なんで
他を見ないの?

って言いたい…。

彼氏がいる時は
出会いにも、付き合いにも消極的。

ちなみに

観光職を退職後
アルバイトしてたお店は
全国に100店舗以上を展開する
某有名コスメの会社。

1店舗は研修で銀座へ。
2店舗目では
超イジメ抜かれたおかげで
すっかり心に自信をなくして
病みました。
なんか意地とプライドでやり切った感じ。

あ、倉庫に閉じ込められた事もありました。
なんか、ドラマみたいですよね。

妬み僻み恨みがすごかった…。
何もしてないのに…。

これがかなり屈辱だった。
仕事の覚えが悪い私にも原因はあるけど

聞けば怒られ、
聞かないで考えて行動に移したら怒られ…。

悔しかったから泣かなかったけど
すごい悔しくて。

不意にお店の階段で落ちた悔し涙を
当時の店舗マネージャーは見逃さなかった。

移動になったのが渋谷にあるお店。

渋谷では
ほんとに良い出会いが沢山あった。
優しい人たちに囲まれながら仕事できた。

忘れもしない、初売りの日。
忙しい日にも関わらず
ハジメマシテの私を受け入れてくれた
当時の店舗スタッフには感謝の気持ちで溢れた。

20代前半の私はこんな感じ。
年数を重ねれば重ねるほど
任される荷も多くなり、
任される事が嬉しかったし、幸せだったけど
忙しくなればなるほどキャパオーバーでした。

頭は常にパニック。
少しのハプニングにも敏感になった。

ミスったら怒られる。
ミスったらダメ。人間失格。
この世にいる価値ない。

って思うくらい自分に厳しかったし、
失敗が怖かった。

心にイエスが出せず
自己評価も低く
いつしか
そんな自分が嫌で嫌で仕方なくなりました。

自己肯定がどん底。
自信なんてなくて。

ほんとに周りからは

出来るんだから
もっと自信持って!

って言われることが多かった。
この言葉が返って
すごくプレッシャーに感じることもあった。

20代前半の私はメンタルぼろぼろ。
ひとり旅なんて
出れたもんじゃなかったんですよ。

これが私のダビビトになる前のお話です。
(写真は幼少期)

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