フランス料理の始め方~特徴・揃えるべき道具・簡単なレシピ解説~初心者向き
はじめに
私は、普段フランス料理をプロ向けに動画配信しています。しかし今回はもっとフランス料理を知ってもらいたく思い、初心者向けの記事を書くことにしました。
難しいからこそ、奥深いからこそ、極めるのが楽しいフランス料理。プロになりたい人や、凝った趣味が欲しい人向けです♪
基礎的なところから知りたい方にむけて解説していきましょう。
どこからがフランス料理なの?
こんな文章を読んでもよく分からない!という方に向けて分かりやすくかみ砕いていきます。大まかに分類するとフランス料理は、このような傾向に分類されます
フランス料理の特徴
フランスという土地柄によって、様々な料理が発達しました。フランスでは食材を保存するという調理法に長けており、その延長で出汁やソースの文化も発達したともいわれています。
・長期保存が可能な料理が発達した
・出汁をとったり、ソースを作る文化が発達した
・コース料理が発達した
・ビストロが日本では流行している
出汁をとったり、ソースを使う文化は日本でも馴染みがあるものも多く存在していますよね。お肉のソースによく使われる『赤ワインソース』や野菜をすり潰してた状態にする『ピュレ』、ほかにも出汁として使われる『コンソメ』などなじみ深い料理が多くあります。
地域によって違うフランス料理の数々
こんなにも、地域によってのフランス料理が存在しており、皆さんも聞き覚えのある料理が多いのではないでしょうか?
大まかに必要な道具
勘違いされがちですが、フランス料理だからといって、変わった調理器具を使うということはありません。
しかしあったらいい物も沢山あるのも事実です。私がお勧めする調理器具を解説つきで紹介していきましょう。
・鍋・フライパン
ティファール フライパン 鍋 9点 セット IH対応 「 インジニオ・ネオ IHステンレス・エクセレンス セット9 」 チタン エクセレンス 6層コーティング L93989 取っ手のとれる
フランス料理の命ともとれる鍋シリーズ。基本的にはソースの色の変化が識別しやすいステンレス色がお勧めです。
さらに、サイズも種類が多いほうが後々便利になるでしょう。小さめの鍋でソースを温めたり、フランス料理によくある煮込み料理では大きいサイズが重宝します。一つ一つ買いそろえるより、セットで買ったほうがすぐに始められます。
お金に余裕がある場合はプロの製品もお勧め
・銅鍋シリーズ 最高峰の調理器具
Mauviel 6801.20 M'Heritage 2.5 mm 3.5l 20 cm Saucepan, Copper
MAUVIEL 1830 M'heritage 150 コパー ロンド 24cm フタ付 613025 613025
MAUVIEL 1830 M'heritage 150 コパー シチューパン 16cm フタ付 613117 613117
・おすすめの包丁とその長さ
プロが使用する包丁のサイズは、最大で27センチ~30センチの牛刀です。そこから用途によって小さい物や中ぐらいのものと使い分けます。
日本の包丁メーカーが手掛ける、洋包丁シリーズ。私がお勧めする包丁でデザインも性能も取り回しもすべてにおいて素晴らしいです。この包丁シリーズは研ぐところから始めなければならないので砥石を忘れずに。
家庭であれば、24センチをチョイスしましょう!
藤次郎プロ 出刃12cm
日本の包丁メーカーが手掛ける、洋包丁シリーズ。私がお勧めする包丁でデザインも性能も取り回しもすべてにおいて素晴らしいです
普通サイズの魚をさばく場合は15~21センチ前後のものを購入しましょう。この包丁シリーズは研ぐところから始めなければならないので砥石を忘れずに。
藤次郎プロ 柳刃24cm
日本の包丁メーカーが手掛ける、洋包丁シリーズ。私がお勧めする包丁でデザインも性能も取り回しもすべてにおいて素晴らしいです。
刺身用の包丁ですので、魚の身を切らない方は必要ありません。片刃の包丁は切れ味が抜群にいいので、持っておいても損はないでしょう。
こちらは超一流の堺一文字のブランド。切れ味も取り回しも抜群でプロでもよく使われる包丁。
多くの包丁をあまり持ちたくない方や、一本だけでいい場合はこの一本で十分です。まずはこの包丁からチョイスするべきです、
その他の必需品
柳宗理 日本製 ステンレス ボール 5点セット フルサイズ (13.16.19.23.27cm)
コンベクションオーブン トースター ノンフライヤー グリル機能 15L PFC-D15A-W ホワイト
・特殊な調理器具
低温調理器 真空調理器 スロークッカー IPX7防水 低温調理器具 防水機能搭載
FoodSaver 【公式】 真空パック機 フードセーバーV4880 ジッパーバッグ S18枚+L12枚付
まずはこの料理から作ってみよう(レシピ付き)
①キッシュ・ロレーヌ
<パート・ブリゼ>
小麦粉 100g
無塩バター 60g
卵黄 1個
塩 少量
全ての分量をミキサーで回すか、ボウルに入れて混ぜるだけです。
パート・ブリゼとは、キッシュの土台の名前のことを指します。この土台に関しては【冷凍のパイ生地】で代用しても大丈夫!うまくできます。覚えておくと、ほかのフランス料理にも役立つので、時間がある場合はぜひ作ってみてください。
・型が無い場合は?
専用の型が無くても大丈夫です。耐熱性がある器であれば作ることが出来ます。
・耐熱容器でも作れます
・テリーヌ型でも作れます
そこに生地を敷いてあげて、次にでてくるアパレイユを流し込むだけです。
<アパレイユ>
①全卵 1個分
①卵黄 1個分
①牛乳 125ml
①生クリーム 125ml
②ベーコン 3枚
①をすべてボウルに合わせる。しっかり混ぜて置き、コンソメ顆粒や塩などで味の調整をしておく。好みの味にしておこう
②炒めたベーコンを先ほどの①の中に入れる。ほうれん草を入れても美味しくできす。
あとは、アパレイユを流し込んで180度のオーブンで焼き上げるだけ!卵が固まっていき、写真のように膨らんで美味しいキッシュができます。
今すぐ始めてみる場合のお勧めセット
貝印 KAI タルト型 COOKPAD 底取式 15㎝ レシピ付 日本製 DL8013
フランス料理の代表的な調理方法
フランス料理の特徴は何といっても、料理の名前を調理技法で呼ぶところですね。その中でもとても代表的な調理方法を10つ紹介します。
難しい解説や説明は抜きにして、分かりやすく説明します。
・ポワレ
・ロティ
・コンフィー
・ブレゼ
・ブランシール
・ヴァプール
・ポシェ
・ファルス
・マリネ
・ミキュイ
お世話になった参考書
私が実際に、料理を始めた初期のころに賄いや、レシピの構成を参考にした本です。正直なところ本で見るととても難しく感じます。
・いちばんやさしいフランス料理
・料理に使える付け合わせバリエーション
・一流シェフが手ほどきする 人気のビストロフレンチ
・料理の科学大図鑑
お勧めの映画・ドキュメンタリー番組
私がお世話になってきた映画やドキュメンタリー番組を紹介します。フランス料理を始めるきっかけになるかもしれません。
・二つ星の料理人
・シェフのテーブル
・ファイナルテーブル
まとめ
なんとなくフランス料理について理解が深まったのではないでしょうか?
まだまだ詳しく知りたい!!という方がいたら、ほかの記事も沢山公開しているのでチェックしてみてくださいね。
レシピや細かな工程はこちらから
これから始めたいと思った方は、ぜひ挑戦してみてください
ではまた次回の記事で会いましょう!
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