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自律神経を整えて生涯現役 - 小林弘幸教授が語る父の健康秘訣

順天堂大学医学部教授である小林弘幸氏が今年発表した著書『老後をやめる 自律神経を整えて生涯現役』は、ロングセラーとなっています。彼の父親は92歳という高齢にもかかわらず、現役の家庭教師として活動し、大きな病気もなく元気に過ごしています。その秘訣を小林教授が医師の立場から分析し、四つの理由にまとめています。

1. 仕事をしている 小林教授の父親は、家庭教師の仕事を続けており、それが元気の源となっています。仕事を続けることでエネルギーに満ち、頭も体も活発に保てるのです。仕事とは必ずしも賃労働である必要はなく、自分が打ち込める何かを見つけることが重要です。草むしりも立派な仕事です。

2. 体を動かしている 父親は自宅の庭で草むしりをし、体を動かすことを日課にしています。草むしりはスクワットに似た動作で、太ももの筋肉を鍛える効果があります。これにより足腰がしっかりし、健康維持に役立っています。また、一心不乱に草をむしることで自律神経が整えられ、精神的な安定にも寄与しています。

3. 人とのつながりがある 孤独は健康に悪影響を与える大きなリスクです。小林教授の父親は家庭教師を通じて子どもたちやその親御さんと接し、地域のコミュニティにも積極的に参加しています。人とのつながりが健康維持に大きく貢献しているのです。

4. 性格が明るい 父親は天真爛漫な性格で、常に明るく、喜びを素直に表現します。よく笑うことは免疫力を高め、自律神経を整える効果があります。心から笑わなくても「つくり笑い」でさえ効果があると言われています。笑顔を絶やさないことが、父親の健康長寿の秘訣です。

小林教授はこれら四つのポイントを挙げ、自分も父親のように元気で長生きしたいと考えています。仕事を続け、体を動かし、人とのつながりを持ち、明るい性格でいることが、健康長寿の鍵となるのです。皆さんもこれらのポイントを意識し、充実した人生を送りましょう。

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