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好きなもの 


わたしのすきなもの。

はなげのまいさんの作品。
「高良くんと天城くん」

ドラマ版から入り、漫画も全巻読んでいる。
ドラマでの必要最小限のせりふで伝える、ことばときもちが、当時心がいっぱいいっぱいだったわたしのこころにゆっくりと染み入ってあたたかい感動に充たされた。そして、高校生の時にしか出てこないあのとてつもなく重要な日々にしか紡ぎ出されない、大人からすると少し時空が歪んだような独特で美しい言いまわし。もうおとなになったら浮かんでこない、中学生までのこどもでも出てこないあの時だけのことばのかがやきたるや。わたしはそのすばらしいことばたちをすてきに言い表すことばをしらない。たぶん、高校生のときに見ていたら、これを表すことばが見つけられたんだと思っている。

 ドラマとはたくさんのことばで、会話で場面で、感情で成り立つものだと小さい時からすりこまれた自分としてはこの少ない場面設定やせりふの量、感情もとてつもなく大きくゆすぶられるわけではない展開に驚くと共に、大きく安心感を覚えた。

「高良くんと天城くん」はわたしを救ってくれました。

また、すきなものを書いていこうと思います。

読んでいただきありがとうございました。

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