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【シャニマス】コミュ等の色々な描写から芹沢あさひの両親の人物像について思いを馳せる


1.はじめに

 皆さんこんにちは、raon555と申します。
今回はシャニマスのコミュの中で一切の直接的な描写がない「芹沢あさひの両親」について考えていく記事です。
直接的描写が無い以上、妄想の域を出ないものにはなってしまいますが、だとしても曇りガラスの向こう側のことを考えていたいので自分なりの考えについて作中コミュや様々な情報から考えていきます。
また、共通コミュについてはほぼ全てを読んでいますが、限定コミュなど全ての描写を読めているわけではないので、もしかすると今回の記事の否定となる内容が既に描写されているかもしれません。
それでもいいよという方のみご覧いただけますと幸いです。

2.稀にある言説:芹沢あさひは育児放棄(ネグレクト)されているのか

 作中コミュで直接的な描写が無い以上個人的な考えにはなってしまいますが、これは無いと断言できます。
 これはシャニマス3周年時のインタビューで高山Pが下記のようなことを言っています。

■和泉愛依と黛冬優子のご家庭の話はコミュに出てきたが、芹沢あさひの家族は「暑い日に出かける時はスポーツドリンクを持たせてくれる」くらいしかない。今後あさひの家族はコミュに出てくる予定はありますか?

高山さん:特に隠しているわけではなく、描くスキがないと言うほうが正しいのかなと……。他に優先して描きたい部分をお見せしている状態です。ここにもし、ストーリーにからむような特別な設定や何かがあれば描いてきたであろうことなので、特に隠しているというわけではありません。

https://dengekionline.com/articles/74107/
「サマーアイドル2020」より

 あさひのコミュでは、家庭よりも学校生活においての描写がされがちです。パーソナルな人格形成に関わる家庭での様子よりも学校での描写が多くなるということは、おそらくは家庭内での状況は殆ど問題無いということでしょう。あさひが常に愛情を渇望している様子も特にはありませんし。
高山Pが言うように優先度が低いため今まで描写されてこなかったのだと思います。

また、あさひのプロフィールについて見てみます。

あさひのプロフィール

 BMIは20.08と、少しやせ型に近いながらも普通体重の範囲に収まっており、シャニマスのアイドルの中では比較的健康寄りのBMIとなっています(甘奈とかルカがおかしすぎる)
そのため、食事関係のネグレクトをされているということもないでしょう。

3.色々な描写からあさひの両親の人物像について考える

3.1 あさひの私服について

 あさひの私服は基本的に動きやすいものが多くなっています。

【ジャンプ!スタッグ!!!】ポロシャツに短パン、運動靴に両手の塞がらないリュックスタイル
【空と青とアイツ】ワンピース型の薄い生地のトップスにスパッツ、ローラースケート
【さかさま世界】スポーツ系のアウターに短パン、運動靴
283 PRODUCTION STYLEのこのチョーカーってなんだったんすかね(現在は修正済み)

 これらの私服をあさひ自身が選んで買っているという可能性もありますが、下記のような描写があります。

【腹が減っては遊びはできぬ】コミュ1「面白さのみで選ぶは...…」

上記は水着を選ぶ際での一幕ですが、このセンスであさひが私服を選んだ場合、動きやすさや快適性といった機能面よりも服の奇抜さや面白さといった視点で服を選びそうなものですがそうはなってはいません。
これらのことから、「あさひの私服は両親が選んで買い与えているものである」と考えるのが自然でしょう。
また、コミュ外の憶測にはなってしまいますが、下記のような考察もあります。(外部のまとめサイトリンク)

 あさひの私服の元ネタと思わしきブランド品がシャニマス世界でも相応の値段設定をしているのであれば、あさひの両親は「活発な娘のために質の高い高級なブランド品を中心に動きやすい私服を買い与えている」という推察ができると思います。
 これらの点から、あさひの両親は娘に対する愛情はきちんとありつつ、比較的裕福な経済事情をしているのではないかと思います。

3.2 あさひの両親の仕事関係について

イベントコミュ「Wintermute,dawn」 第3話

 上記のシーンですが、シャニPの会話相手としては以下の2つが考えられると思います。

  1. まずは学校→あさひの両親と連絡があり、両親→シャニPに確認の連絡が来た

  2. 学校→シャニPに直接連絡がされた

1.のパターンについてはよくあるものですが、2.のパターンは明らかに異常です。(現実世界において、アイドルをしている生徒の緊急連絡先がどのようになっているかは私はよく知らないですが...…)
 今回は2.のパターンを中心に考えていきますが、どのような場合にこれが存在するかを考えてみると、
「学校はあさひの両親には連絡した上で、2番目の緊急連絡先として登録されてあるシャニPにも連絡した」というのが一番自然だと思います。
では、なぜシャニPが緊急連絡先として登録されているのか、という疑問が出てくると思います。
あくまでシャニPとあさひはビジネス上の関係であり、あさひの私生活とはほぼ関係なく、緊急連絡をする相手としては仕事の予定を入れている場合を除いて不適切なはずです。
これは妄想になってしまうのですが、「あさひの両親がシャニPを信頼する相手として認めており、何かあった際の緊急連絡相手になってくれないかと頼み込んだ」という一幕があったのではないでしょうか。
 では、何故そんなことをする必要があるかというと、私は「あさひの両親は日中自由に時間を取ることができない多忙な身であるため」だからではないかと考えています。
 3.1節の私服についてもそうですが、忙しく時間は取れないながらもあさひのことを最大限考えた結果、動きやすいブランド品の私服等、お金に糸目は付けずに愛情を注いでいる、という人物像が見えてこないでしょうか?

 また、あさひコミュで顕著なものとして、「家庭内での団らん描写が無い」というものがあります。これはネグレクト説でしばしば使われる根拠でもなっていますが、あさひの両親が多忙な身であると仮定すると、「そもそも物理的に娘との時間を取れないため」という理由が見いだせ、個人的にはそちらの方が自然だと思います。

 加えて、下記のように幼少期のあさひが祖父と思わしき男性とやりとりをしている描写が描かれていますが、背景の描写からもおそらく多忙な両親のどちらかの祖父の家に一時的に預けられている描写だったのではないでしょうか。
(この家があさひが現在も住んでいる家の可能性も有りますが、流石に都内住みで田舎にありがちな昔ながらの一軒家はあまり無いんじゃないかなぁ...…)

イベントコミュ「Wintermute,dawn」 オープニング
背景

3.3 あさひの性格から考えるあさひの両親の職業について

 先に結論から話しますが、私はあさひの両親は「研究者」もしくはそれに近しい職業なのではないかと考えています。その根拠としてはあさひの性格があります。

イベントコミュ「Straylight.run()」 第5話

 あさひは色々な人に対して「なぜなぜ」問答をよくやりがちです。しかし、相手の意見を聞いた際には比較的すんなり受け入れることもまた多いです。
これはただ純粋に「自身が疑問に思ったことを知りたいだけ」という好奇心の面が大きいからではないかと考えています。
また、下記のような描写もあります。

イベントコミュ「サマー・ミーツ・ワンダーランド」第6話

 あさひはしおりのルールの穴を突く形で早朝に果穂と一緒に抜け出しています。
そもそもとして、合宿においてなぜそのようなルールを決めているかというと「アイドル達が危険な目に遭わないように、ある程度の行動に制限を掛けて大人たちの目が届きやすいようにするため」という側面があると思います。
あさひは上記のルール背景的な部分は考慮に入れず「ルールはルール」として認識し、それを破らなければOKという論理の下行動しています。

 私の経験則になってしまうのですが、上記の2つのような言動は理系の人間がよくやりがちであり、研究者という職業はその果てにある職業だと思っています。
 この、ある種危険に繋がりかねないあさひの考え方を両親が今まで矯正してこなかった理由としては、3.2節の憶測から忙しくて娘との時間が取れないためというのも一因としてありそうですが、「両親は自身の興味のあることを深掘りすること自体は良いことだと考えている」「両親自体もこのような論理的な考えの下行動しがちである」だからという理由を見出すことができると思います。

あさひのリスペクティブワークスタイルが研究者なのって...…(深読み)

4.まとめ

 ここまでの内容から私の考えるあさひの両親の人物像は

「多忙な身ながらもきちんと娘のことを考えており、比較的裕福な経済事情の研究関係の仕事をしている理系夫婦」

となります。
念のため言っておきますが、上記はコミュ描写から連想していっただけの憶測であり、公式で言及されたわけでは一切ありません。

5.終わりに

 以上が私の考えるあさひの両親の妄想でした。
あさひがシャニマスに実装されて5年(5年!?)経ちますが、これまで殆ど両親に関するコミュが一切描かれなかったのは、高山Pの言う通りそれよりも優先したい描写があったからでそこに殆ど深い意味は無いと思います。
 しかしながら、私はアイドル達のことをもっともっとよく知りたいので、今後どこかのコミュであさひの両親がどんな人物なのかを知れる機会があるととても嬉しいです。

以上となります。
それでは、さようなら。


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