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外回り営業を「もういっかな」、と辞めるまでの話

こんにちは、おひさしぶりです。

たぶん3ヶ月くらい書けなくなっていました(笑
何かかかなきゃなーとネタはストックしていたのですが、noteに向き合うことが出来ず。
ずるずると書かない日々に突入していきました。

その間に仕事を一つ辞めました。
辞めた理由、辞めるに行ったった理由はシンプルでした。
辞める理由が多くなったから。

●距離の問題と身体へのダメージ蓄積
既存顧客のアフターサポートしながらの営業訪問をしていたのですが、地域の最寄り駅から一軒一軒訪問していくと、徐々に駅から遠くなっていきます。
最長で片道40分歩く距離まで来ました。
そこから何十件と訪問して帰りにまた同じ時間くらいを歩いて帰るのです。
ただ歩くだけなら40歳すぎた体に負担はなかったのですが、カバンが重い!
だいたい4キロくらいの重さです。肩、膝、腰へのダメージは数か月経つと蓄積されていきます。

40分歩いているので時間を無駄にはしたくありません。
・自分は今この仕事は何のためにやっているのか
・顧客満足を上げるにはどういう提案がいいか
・人生で本当にやりたいことはなんなのか?
・これ夏場だったら暑すぎてヤバい。

行きも帰りもずっと長考していました。

●効率が悪すぎる
顧客サポートの営業なのですが、ちゃんとノルマがありまして顧客に会えて提案して何かしらのサポートを依頼していただければポイントになります。
長年契約していただいているので無料ポイントや優待が溜まっています。
一日30件は訪問するのですが、仕事で不在、留守、居留守、門前払いが7割くらいで5~7件くらいしか会って話が出来ません。
その中からサポートをしていただけるのは2,3件。
ノルマのポイントも微々たるもの。
全然会えない、別日に行っても会えない、時間を変えても会えない、土日に行っても会えない。

一日歩き回って、人に会えず、たった数ポイントのために時間を使うことがものすごく無駄になりました。

●会えた人には徹底的に最高のサービスご提案をしよう!
一日ピンポンして誰にも会えない、門前払いはね、寂しいよ。自分って不要なのかなと鬱になる。

だからこそ、タイミングよく会えた人には、全力でご提案をさせていただきそのあとの設置や設定まで再訪して大喜びしていただくところまで全力出しました!相手の困っていることに的確に引き出し解消していく。
このころはガッツリサポートに時間を割いていたから訪問件数が下がりました。ノルマ数字は半分捨ててきていますが、それでもなんだかんだ喜んだ顧客がサービスを追加してくれたりして8割は達成まで持っていけていました。

●ノルマの数字変更
目標数値は変わらないのですが、これまでの提案内容のポイントが減りました。1つで10ポイントだったのが1ポイントになると同じ内容を10個してもらわないと10ポイントにならない。え、効率もっと悪いじゃん。
上記に書きましたが、全然会えないのです。会えないのにポイントが減るってそりゃねーでしょー!ですよ。
この仕事というか事業もここら辺が潮時かなと判断したところです。

●辞めるまでの1ヶ月
時間効率と顧客会えた率を考えると無駄な時間が多いのでやめることにしました。これからの夏を乗り切れる体力もなかったし。
40歳までバリバリ動かせていた体が、コロナになったこともあり弱ったことを自覚。
辞表を出して翌月末で終了としました。

社長や同僚からは
「辞めるからモチベーションあがらないでしょ」
と言われました。
「いいえ、人が見ていないところで手を抜かないのが僕なので最後までやりきります」
と最後までタイミングよく会えた人にガッツリサポートをして大喜び、顧客満足MAXにしてきました。

仲良くなった顧客先に「辞めます!挨拶」をしに行ったり、暖かく見送っていただきました。

それが仕事を辞めるに至った理由です。
ノルマ改定、インフラ料金高騰などが起こり数字達成はどこの事業部も難しくなりました。事業としてみてこの先かなり厳しくなるのではないか、と僕は見立てています。

●この仕事で得られたこと
・営業のガッツがさらについたこと。
・営業トークを都度毎回アップロードしていって数字効率を上げていったこと。
・顧客満足を上げるために日々サポート内容の知識と提案内容を見直していったこと。
・こんな自分を雇ってくれた社長に感謝。
・同僚に色々と助けてもらったり車に乗せてもらえるときは乗せてもらったこと。
・訪問先の地域を一道路ごとに何度も歩いたから、めちゃくちゃ詳しくなったこと。
・高級住宅をたくさん見れたこと、玄関先を見れたこと、お部屋の中や作り、家具などたくさん拝見できたこと。
・顧客にものすごーーーく喜んでいただけたこと。

現地に行くのに30分以上歩いていた中で、人生で本当にやりたいことの1つ。中学生の時からなりたかった小説家になるために今はひたすら書いています。

小説の内容についてはまたどこかのタイミングで!

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