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ある作文に感動して書いた小説⑨最終回

 その日のよる、おとうとがねたあと、わたしは、パパとママにはさまれて、ふたりにだっこされながら、ねた。

 でも、なんだか、いがいと、ふつうだった。もちろんうれしかったのだけれど。

 わたしは、ことばもはなせる。てがみもかける。ユウナというともだちがいる。それが、うれしかった。おとうとは、まだあかちゃんだから、はなせないし、なくしかできないんだな。わたしが、おとうとに、これから、たくさんのことを、おしえてあげるんだ。やさしくしてあげるんだ。

 あ、まずはあした、ユウナに、「うまくいったよ」って、ほうこくしなくちゃね。

 

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