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『坂の上の雲』を全部見た!

こんにちは!ランタン気です!!!

三月十日ぐらいから、毎晩21時位から一時間半司馬遼太郎の「坂の上の雲」を見ていました。本ではなくNHKのスペシャルドラマをみていました。

あらすじ

明治の時代に四国に住んでいた秋山真之・秋山好古と正岡子規の物語であり、日露戦争で帝国ロシアを破ったとされる人物たちの明治時代の生きざまを描いた物語です。秋山真之は海軍に入り、当時最強といわれた「バルチック艦隊」を破る作戦を考え、秋山好古は陸軍でコサック騎士団を破り、正岡子規は、俳句短歌を書く文化人として描かれています。

感想

そもそも、なぜ「坂の上の雲」を見ようかと思ったかというと、田端信太郎さんの「これからの会社員の教科書」の内容に出てきたからです!内容として、年上の人と雑談できることみたいなことが書かれており、その中で「おじさん達はほとんどが『司馬遼太郎』の坂の上の雲が好き」

と書かれていたので、すぐに見た感じです。

歴史に多少興味はあり、真剣に見ることが出来ました!!

一言で表すと

面白かった!

大河ドラマや歴史の番組を見ることがほとんどなかった僕が毎日見続けることが出来たのは、出てくる俳優陣が有名かつ歴史上の人物も日本史を受けていた人なら知っている名前が多いという点だと思います!

秋山兄弟は、授業で習わないですが、正岡子規をはじめ、夏目漱石・伊藤博文・高橋是清・小村寿太郎・東郷平八郎など有名どころがどのような動きで明治を進んでいったのかが細かくわかるため、飽きなく楽しめました!

もちろん、主人公は三人で、特に秋山真之に焦点を当てていますが、この物語ではそれぞれの偉人たちが登場するため、、、

何だろう、、、明治時代が主人公?というか、時代がどう流れたかを三人に焦点を当てている感じでした。(いくつかの話では、主人公たちがほぼ出てこない回もありました。)

また、「坂の上の雲」を見ることで、登場人物について調べるといったさらなる興味が湧いてきたりと、今後もお話の話題になりそうです。

そして、「坂の上の雲」を見たからには、論争となっている「乃木希典」問題も少し触れましょうか(笑)

乃木希典

日露戦争において、旅順を陸から攻めるため連合艦隊司令長官として日本海海戦を指揮した人物である。

「坂の上の雲」では、少し間抜けに書かれており、そこまで重要視されていなかった難攻不落といわれた旅順要塞と真っ向から勝負を挑み、多くの兵士たちを無駄死にさせたような描写が書かれています。また、周りの指揮官等からも指摘されているにもかかわらず、本来確保しないといけない203高地の侵略をないがしろにし、旅順要塞の陥落をしようとしています。

僕自身も、「坂の上の雲」を見るだけでは

「乃木希典ーー!!なんでみんなの言うこと聞かんのや!!」

とおもい、日露戦争で危うく日本の敗北を招く原因であったと思っていました。まぁ、実際に乃木希典は日露戦争でそのような行動をとったことはほぼ事実として知られているようです。

しかし、本当に間抜けな愚将だったかは微妙ですね。

ネットの記事だけですが、「海の東郷平八郎・陸の乃木希典」と言われていたようです。また、乃木希典に関する神社や名称も多く、功績は残していたようですね。

なぜ、頑なに旅順要塞を侵略しようとしたのは謎ですが、「坂の上の雲」でも、一回目・二回目の進軍の際に、多くの兵がなくなっており、彼らの死を無駄にできなず、後戻りすることが出来ない状況だったのかもしれません。また、乃木希典自身も息子を戦地で亡くしており、戦争がいかに無意味なことかということも理解できます。。

まとめ

ロシアだけに限らず、いろんな国と関わっていく明治時代では、まさに一番日本国を背負っていた時代であったと思います。また、そんな意思を今の日本人が受け継いでいるか疑問に思うことです。
過激かもしれませんが、すこし海外の文化や留学したくらいで日本を見捨てないでほしいと思います。「やっぱり海外はいいよ!日本なんて窮屈なだけ」と言う人が最近多いです。

もちろん、日本の政治が腐敗していっているのは目に見えて分かるし、自分の好きな分野でいえば「Eスポーツ」でも、法律が絡んできて存分に業界が育たないことがありますが、それでもみんな日本人だし日本国民なんです!!上記のような事を言う人は、逆に海外に目が行き過ぎで日本をしっかり見ていないのかもしれませんね。。海外に行くのも自由なグローバルな世界が発達している反面すこし、グローバルすぎる世界なのかも。

こんなこと言うと、日本人主義と思われるかもしれませんが、そういうことではなく、すべての国に歴史があり、それぞれの文化を理解し合いながら、差別なく生活していきたいという話です。

ともあれ、「坂の上の雲」を通して、日本の成り立ちがわかったことは大きな知識になったと思います!ぜひ、皆さんも一度は見てみては?

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