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温泉放浪記 稲取温泉

稲取温泉は、伊豆東海岸に小さく突き出た岬にあり、昭和31年に約57 の天然温泉が湧出したのが始まりです。伊豆七島を一望できる露天風呂のある宿も多く、自然につつまれながら癒されていく心地よさはひとしおです。また、「雛のつるし飾りまつり」や、「どんつく祭」などの歴史ある伝統行事も楽しめます。

「雛のつるし飾り」では、雛祭りのときに雛壇の両脇に人形を飾る風習が行われます。この風習は江戸時代から伝わっており、女の子の健やかな成長を願うものです。「雛のつるし飾り」には、「這い子人形」、「うさぎ」、「猿っこ」、「桃」などがあります。それぞれに意味があり、例えば赤い目のウサギは病気を退治するという信仰から、猿っこは災いが去ることから、桃は邪気を払うために飾られます。

「どんつく祭」は、東伊豆町で毎年6月初旬に開催されるお祭りです。
このお祭りは、「夫婦和合」、「子孫繁栄」、「無病息災」を願うもので、日本最大級のご神体をおみこしに乗せて練り歩く「天下の奇祭」としても知られる伝統行事です。

稲取温泉周辺には、多くのおすすめの食事処があります。例えば、「網元料理 徳造丸本店」では、新鮮な海の幸を堪能できます。また、「きんめ処 なぶらとと」では、甘みたっぷりの金目鯛の花どんぶりが楽しめます。

他にも、「まると水産」や「笑の家」など、稲取温泉周辺には美味しい食事処がたくさんあります。

稲取漁港で水揚げされたばかりの新鮮な海の幸も楽しめます。夏には花火大会や海水浴など、稲取には年中たくさんのお楽しみがあります。

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