香りを愉しむ/今更聞けない香水のあれこれ
香水の愉しみ方には、様々な方法があります。香水は、自分の好みや気分に合わせて選ぶことができますが、その際には、香水の種類や特徴、香りの持続時間や変化などを知っておくと、より効果的に使うことができます。
また、香水は、自分だけでなく、周囲の人にも影響を与えるものですので、場面やシーンに応じて適切な量や部位につけることが大切です。
今更聞けない香水の種類
香水には、オードパルファム、オードトワレ、オーデコロンなどの種類があります。これらは、香料の濃度やアルコールの含有量によって分類されており、それぞれに特徴があります。
一般的には、オードパルファムが最も濃くて高価で、香りが長く持続します。オードトワレは、オードパルファムよりも軽くて爽やかで、香りが比較的早く消えます。
オーデコロンは、オードトワレよりもさらに薄くてさわやかで、香りがすぐに消えます。自分の好みや予算、目的に合わせて選ぶことができます。
オードパルファム(EDP)
オードパルファムは、香料の濃度が15~20%程度の香水です。
持続時間は約6時間で、香りは強く深みがあります。
高級感のある香りを楽しみたい方におすすめです。
オードトワレ(EDT)
オードトワレは、香料の濃度が5~10%程度の香水です。
持続時間は約3時間で、香りは軽やかで爽やかです。
日常的に使いやすい香りを求める方におすすめです。
オーデコロン(EDC)
オーデコロンは、香料の濃度が2~5%程度の香水です。
持続時間は約1時間で、香りはさわやかでフレッシュです。
気分転換やリフレッシュに使いたい方におすすめです。
今更聞けない香水の"ノート"
香水は、トップノート、ミドルノート、ベースノートという3つの段階で香りが変化します。
トップノートは、香水をつけた直後に感じる最初の香りで、軽くてフレッシュなものが多く、約15分程度で消えます。
ミドルノートは、トップノートが消えた後に現れる中心的な香りで、花や果物などの甘いものが多く、約2~4時間程度持続します。
ベースノートは、ミドルノートが消えた後に残る最後の香りで、木やムスクなどの重いものが多く、約4~6時間程度持続します。
香水を選ぶときは、自分が一番好きなノートだけでなく、全体的なバランスや変化を考慮すると良いかもしれません。
今更聞けない香水のつけ方
香水は、体温が高い部分や血液の流れが良い部分につけると香りがよく広がります。耳の後ろや首筋、手首や肘の内側などがおすすめです。
髪や服につけると香りが長く残りますが、色素沈着やシミの原因になることもあるので注意してください。
香水は少量でも十分に効果がありますので、つけすぎると逆効果になることもあります。
自分では気づかないかもしれませんが、周囲の人は強い香りを不快に感じることもあるので、控えめにつけることがマナーなのです。
他の香りと混ざらないように注意してください。ヘアケア製品やボディケア製品などは、無香料か同じ香りのものを使うと良いです。
香水は、日光や高温多湿な場所に置くと、品質が劣化する可能性があります。冷暗所に保管し、開封後は1年以内に使い切るようにしましょう。
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