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京の船遊び

京都の嵐山から亀岡までの約16キロメートルの渓流を舟で下る保津川下りは、スリルと癒しを味わえる人気の観光スポットです。

保津川下りは、江戸時代から物資の輸送に使われていた川下りの伝統を受け継いでいます。約2時間かけて下る途中には、自然の造形美や歴史的な名所がたくさん見られます。

保津川下りの魅力のひとつは、四季折々の景色を楽しめることです。春には桜や菜の花が咲き誇り、夏には新緑が目に鮮やかです。秋には紅葉が渓谷を彩り、冬には雪景色が幻想的です。また、保津川下りでは、船頭さんの楽しい解説や歌声も聞くことができます。船頭さんは、川の流れや岩場を見極めて舟を操るプロです。船頭さんの技術とユーモアに感心しながら、保津川の自然を満喫できます。

保津川下りで見られる歴史的な名所として有名なのが、保津峡トンネルです。このトンネルは、明治時代に建設された日本最古の鉄道トンネルです。トンネルの入口には、明治天皇や大正天皇が訪れた際に刻まれた石碑があります。また、トンネルの中には、幕末に活躍した新選組の隊士たちが隠れたという伝説が残っています。保津峡トンネルは、日本の近代化と幕末の歴史を感じられるスポットです。

保津川下りへは、JR嵯峨嵐山に隣接するトロッコ嵯峨駅で、トロッコと保津川下りのチケットを買う事をお勧めします。そのままトロッコに乗り、保津峡の大自然を全身に感じながら保津川下りのスタート地点まで行くことができます。

ぜひ一度試してみてください。


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